グアムで開校された「そろタッチ」
そろばん式暗算を身につけるための革新的なアプリ「そろタッチ」が、グアムの教育機関「EnglishClub Guam」で新たに提供されることとなりました。この取り組みは、現地の教育機関との連携により実現したもので、暗算名人の誕生を目指す内容となっています。
「そろタッチ」は、iPadを使用してそろばん式の暗算を楽しく、かつ効率的に学ぶことができるアプリです。個別最適化されたカリキュラムにより、生徒は短期間で高い暗算能力を習得でき、教室でのアウトプットアクティビティと組み合わさった学習法が生徒の継続的な学びを支援します。
EnglishClub Guamの新たな挑戦
「EnglishClub Guam」は、グアム政府観光局が支援する複合型の教育機関です。英語や日本語の語学クラスに加えて、日本式の算数教育を提供しており、そこに「そろタッチ」コースが加わる形になりました。これにより、日本語と英語両方のスキルを持つ講師陣のもと、多くの生徒が暗算スキルを向上させることが期待されています。
教室の講師である野間綾子氏は、導入の目的をこう述べました。「グアムの子供たちが楽しみながら計算能力を高める教材として導入を決定しました。学習をサポートするために多くの生徒が暗算能力を習得できるよう尽力します。」
オンライン体験会の成功
最近、オンラインで行われた「そろタッチ」体験会では、多くの生徒が新たな学びのスタイルに触れ、希望を持って学び始めました。今後、実際の教室での体験会や通学授業も実施される予定です。
講義はZoomを使用して行われており、オンライン学習の新しい可能性を開く取り組みです。「English Club Guam」では、この新たなプログラムを通じて、世界中の子供たちに暗算スキルを身につけさせることを目指しています。
そろタッチの魅力と効果
「そろタッチ」は、iPadを利用してそろばん式暗算を短期間で楽しく学べる新しい教育方法です。5歳から8歳の子供が毎日利用することで、2年後には生涯の財産となるスキルを得ることが可能です。特に、四則計算を見て解く・聞いて解くことで、数字の認識力が向上し、算数だけではなく日常生活でも役立つ実用的な能力が身につくのです。
「そろタッチ」は、最新の技術と伝統的な暗算教育を融合しており、実際に様々な賞を受賞しています。2017年の日本e-Learning大賞や、2018年のキッズデザイン賞などがその証拠です。特に、教育効果については、学習履歴データを基にした研究が国際カンファレンスで発表されています。
教室と家庭の連携
そろタッチのシステムは、ネット生と教室生の二種類に分かれています。ネット生は月額3,600円で自宅で自由に学習できますが、教室生は月額10,000円(教室により異なる)で週1回の授業を受けることができます。自宅でのインプットと教室でのアウトプットを組み合わせた反転学習スタイルが特長です。
また、技術を駆使したアダプティブラーニングにより、全員が異なる問題に挑戦しつつクラス全体で同じ課題に取り組むことができるのです。これにより、個々の学習ペースに応じたより効果的な学習が実現します。
「そろタッチ」を通じて、子供達はただ学ぶだけではなく、長期的な成長や自信を育むことが可能となります。学び続けることの効果を実感し、努力によって成長できると信じる「Growth Mindset」を構築する手助けにもなります。
この新しい教育プログラムが、グアムの多くの子供たちにとって有意義な学びとなることを期待しています。興味のある方はぜひ、以下のリンクから詳細をご確認ください。