株式会社ispaceは、民間月面探査プログラム「HAKUTO-R」ミッション2で今冬に打ち上げを予定しているRESILIENCEランダー(月着陸船)を再現したレプリカの完成を発表しました。
このレプリカは、実際に打ち上げられるRESILIENCEランダーを忠実に再現したもので、外形寸法は幅2.6m、高さ2.3m。東京・日本橋の「ワンダー“フル”空間」(室町三井ホール&カンファレンス)で7月20日から開催される月面体験イベント「月面ワンダー」にて初お披露目されます。
「月面ワンダー」では、RESILIENCEランダーのレプリカの展示に加え、月面探査に関する様々な展示や体験コンテンツが用意されています。来場者は、月面探査の未来を体験することができます。
ispaceは、月面資源開発を目標とした宇宙スタートアップ企業です。2010年に設立され、Google Lunar XPRIZEレースの最終選考に残った5チームのうちの1チームである「HAKUTO」を運営しました。現在、月への高頻度かつ低コストの輸送サービスを提供することを目的とした小型のランダーと、月探査用のローバーを開発しています。
ispaceは、月市場への参入をサポートするための月データビジネスコンセプトの立ち上げも行っています。2022年12月11日には、SpaceXのFalcon 9を使用し、同社初となるミッション1のランダーの打ち上げを完了しました。
続く2024年冬にミッション2、2026年にミッション3、2027年にミッション6の打ち上げを予定しています。ispaceは、月面探査の未来を切り拓くべく、積極的に活動を続けています。
イベント概要
イベント名称: 月面ワンダー ~日本橋に月をつくってみた~
会期: 2024年7月20日(土)~9月1日(日)
会場: 室町三井ホール&カンファレンス(コレド室町テラス3F)+日本橋エリア内
開館時間: 10時~19時
展示: RESILIENCE ランダーレプリカ
展示場所: コレド室町テラス3F「月面“ワンダー”フル空間」