NEC、5年連続でCDPからの評価を獲得
NECは、国際的な環境格付け機関であるCDPから、2024年度の「サプライヤー・エンゲージメント評価」で最高評価を取得し、5年連続で「サプライヤーエンゲージメント・リーダー」に選ばれました。この評価は、NECが行っている気候変動対策、ガバナンス、具体的な目標設定、サプライチェーンにおける温室効果ガスの排出削減活動、そしてサプライヤーとの連携が高く評価された結果です。
さらに、同社は「気候変動」や「水セキュリティ」に関しても最高評価であるAリストに6年連続で選定されています。これにより、NECの環境への配慮がさらに際立つこととなりました。詳しい内容は、
NECのプレスリリースを参照できます。
NECの目指す未来
NECは「NEC 2030VISION」で「地球と共生して未来を守る」というビジョンを掲げ、脱炭素の取り組みをESG視点の経営優先課題の一つとしています。2025中期経営計画では、持続可能な社会の実現に向けて、さまざまなソリューションの提供に尽力しています。
また、NECはそのアイディアを実践する「クライアントゼロ」プロジェクトを推進中であり、最先端技術を駆使して、自社自身が脱炭素社会のモデルとなることを目指しています。この取り組みでは、自然関連財務情報開示タスクフォースレポート(TNFD)の作成に、Agentic AIを活用する予定です。
環境分野への貢献
NECは、ICT技術を利用して気候変動に対する持続的な解決策を提供していく意向を強調しています。水資源管理や自然資本の保護といった環境課題に取り組むため、引き続き環境持続性を大切にした戦略を実行していくでしょう。
CDPとは
CDPは、英国に本拠を置く非政府組織(NGO)で、企業や政府が環境に与える影響を管理するための情報開示を促すグローバルなプラットフォームを提供しています。2024年には、CDPを通じてデータを開示する企業数が24,800社を超え、前年よりも7%増加したという報告があります。
このように、NECの取り組みは第7位に選ばれる米国TIME誌の「世界で最もサステナブルな企業2025」にも示されており、持続可能なビジネスモデルの構築において先頭を切っています。
このような関心の高まりとともに、NECはサステナビリティに対して一層のコミットメントを示し、今後もその取り組みを加速させることでしょう。