企業のブランド力を数値化する新サービス『B-SCORE』発表

新サービス『B-SCORE』の正式リリース

トゥモローゲート株式会社が、企業のブランド力を可視化し、組織の課題を把握・分析するための新たなサーベイツール『B-SCORE』を4月21日に正式にリリースしました。本ツールは、企業が持続可能な成長を遂げるために必要なブランディング戦略の一環として、特に役立ちます。

『B-SCORE』の概要

『B-SCORE』は、企業のブランド力を「理念・方針・行動」という3つのカテゴリから数値化します。これまで可視化が難しかったブランド力を、独自の136項目の設問を基に、多角的に分析することが可能です。ベータ版ではすでに100社以上の企業が導入しており、1,000人を超える回答者からのデータを収集しています。これにより、企業は具体的な施策を立案しやすくなっています。

ブランディング戦略の現状

昨今、インターネットやSNSの普及により、消費者の関心が急速に変化しています。このような市場環境の中、多くの企業は「消費者に選ばれる」ためのブランディング戦略が必要です。しかし、トゥモローゲートが実施した調査によると、53.3%の企業が「ブランディング戦略を策定していない」との結果が出ており、課題が明らかとなりました。

その理由として、何から始めれば良いのか分からない、自社の施策が不明確である、成果が見えにくいといった点が挙げられます。これらの課題を解決するために、私たちは『B-SCORE』の開発に取り組みました。企業の組織状態を可視化し、具体的な改善の方向性を示すことで、ブランディングに対する意識を高めます。

『B-SCORE』の特徴と利用方法

数値化の手法

『B-SCORE』は、企業の理念に基づき、社員の共感や行動を数値化します。従来のサーベイでは「社員の理想」と「会社の現実」の間の差を測ることが中心でしたが、『B-SCORE』は企業の理想に対する社員の意識との一致を確認することが最大の目的です。

具体的には、参加者は136の設問に答えることで、ブランド力がどの程度向上しているかを把握します。経営理念や職場環境、顧客との関係といった、様々な要素を分析することで、企業の課題解決へとつながります。

利用プラン

『B-SCORE』には、まず無料で始められる「トライアルプラン」が用意されています。さらに、機能が無制限の「スタンダードプラン」もあり、必要に応じて切り替えが可能です。定期的なサポートやオンボーディングも行われており、企業にとっての活用効果を最大化する支援が充実しています。

利用企業の声

実際に『B-SCORE』を導入した企業からは高評価を得ています。例えば、サン共同税理士法人の代表は、ブランディングに対する取り組みの正しさを客観的に再確認できたと語っています。また、株式会社Therapist Infinityは、経営陣と現場との認識のズレを明確にし、その結果をもとに全社的な価値観の再確認を行ったそうです。