「Aflac Ventures Japan」が出資した「メディフォン」
近年、医療分野における技術革新が目まぐるしく進んでいる中、Aflac Ventures Japan株式会社(以下、「AVJ」)が、遠隔医療通訳サービスを提供する「メディフォン株式会社」への出資を行いました。これは、アフラック生命保険が掲げる「生きるための保険」といった健康経営への取り組みの一環であり、企業と医療機関を結ぶ新しいソリューションの提案が期待されています。
メディフォン株式会社とは?
メディフォンは、電話やビデオを通じた遠隔医療通訳サービス「mediPhone」を展開しています。医療従事者向けに外国人患者の受入れを支援する研修やセミナーも行っているため、医療機関が外国人患者に対応するための制度を整備する上で重要な役割を果たしています。また、健康経営にも貢献するクラウド健康管理システム「mediment」も企業や自治体に導入されています。
同社の代表取締役である澤田真弓氏は、AVJからの出資について、「大変光栄に思います」とコメント。資本強化とともに、より多くの医療現場で役に立つよう、開発と営業組織の強化を進めていく意向を表明しています。多様化が進む社会において、医療インフラをしっかりと支える組織を目指すという決意を語りました。
健康経営支援の重要性
最近、健康経営に取り組む企業が増加していますが、多くの企業が労務業務や健康増進に対する負担を抱えているのが現実です。この状況に対し、Aflacとメディフォン社は業務提携契約を締結し、新たなソリューションを提供しようとしています。
AVJはアフラック生命のCVCとして、これらの企業との協業機会を創出し、出資を通じたサポートができることを嬉しく思っています。共同での問題提起を通じて、新たな価値を創造し、多くの企業が健康経営を推進し、日本社会全体の発展に寄与することを目的としています。
会社概要
メディフォンは、東京都港区に本社を構え、2018年に設立されました。自社が手掛けるプロダクトは医療機関や自治体と密接に連携しており、社会的ニーズに即したサービスを提供しています。この取り組みを通して、より多くの医療現場での問題解決を図ります。
また、Aflac Ventures Japanは、アフラック生命グループのコーポレートベンチャーキャピタルとして位置づけられ、スタートアップとの共創による価値の創造に取り組んでいます。出資によって、メディフォン社が今後も成長し続けることが期待されます。
未来への期待
AVJのパートナーである工藤杜人氏も、健康経営に関する新たなソリューションの提供が多くの企業にとって意義深いものであると感じています。両社の協業が、将来的に持続可能な健康経営の施策を全国規模で浸透させることに寄与することを願っています。
この出資は、ただの資金提供ではなく、健康経営の新たな価値を創造するための重要な第一歩です。今後、メディフォン社の成長とその影響が、私たちの生活にどのように変化をもたらすのか、非常に楽しみです。