マネーフォワードと三井住友カードが手を組み、個人向け金融サービスの未来を変える!
2024年7月17日、株式会社マネーフォワードと三井住友カード株式会社は、個人向け事業における資本業務提携と合弁会社設立を発表しました。この提携により、両社のサービスが融合し、ユーザーにとってより便利でお得な「オープンなお金のプラットフォーム」が誕生する予定です。
具体的にどんなサービスが実現するのか?
今回の提携では、マネーフォワードが提供する家計簿・資産管理アプリ『マネーフォワード ME』と、三井住友カードのデジタルキャッシュレスサービスやSMBCグループの総合金融サービス『Olive』が連携します。これにより、以下のような革新的なサービスが実現します。
① シームレスな資金移動
『マネーフォワード ME』と『Olive』の機能を組み合わせることで、口座管理画面から様々な金融機関の口座残高を一括で確認できます。さらに、ドラッグ&ドロップなどの直感的な操作で、金融機関をまたいだ資金移動も可能になります。
② リアルタイムの家計管理
三井住友カードのクレジットカード利用情報が、リアルタイムで『マネーフォワード ME』の家計簿に反映されます。これにより、クレジットカードの利用状況を常に把握し、無駄遣いを防ぐことができます。
③ 自分だけのローン
三井住友カードや『Olive』の利用状況と『マネーフォワード ME』の家計管理データを分析することで、ユーザーが借入れ可能な金額を事前に予測できます。これにより、突然の出費にも安心して対応でき、無理のない返済計画を立てることができます。
④ ポイントがたまる家計簿
『マネーフォワード ME』を利用することで、三井住友カードのポイントプログラム「Vポイント」が貯まります。家計管理をしながらお得なポイントを貯めることができる、まさに一石二鳥のサービスです。
⑤ AIアシスタントによるお金のサポート
ユーザーの家計・資産状況や金融サービスの利用状況をAIが分析し、一人ひとりに最適なお金の使い道を提案します。銀行、カード、証券など、様々な金融サービスを横断的に分析し、ユーザーにとって最も効果的な方法で資産運用や資金管理を行うことができます。
マネーフォワード 代表取締役社長 CEO 辻庸介氏の想い
辻氏は、今回の提携について「オープンで中立的な立場」を維持しつつ、両社の強みを活かして、ユーザーにとって最高の「お金のプラットフォーム」を構築したいと考えています。詳細な内容は、辻氏の公式note「個人向け事業における三井住友カードさまとの共創について」で公開されています。
新たな合弁会社の誕生
両社は、2024年12月を目標に、新たな合弁会社を設立する予定です。合弁会社の名称や所在地、代表者は現在準備中です。この合弁会社を通じて、革新的な金融サービスが生まれ、ユーザーの生活がより豊かになることが期待されます。