みなと銀行と共に推進するフェムテックの重要性と意義

みなと銀行と株式会社多田が協力して掲げるフェムテックの未来

先日、神戸に本社を置くみなと銀行が、株式会社多田と共に「フェムテック・女性の健康」に関するオンラインセミナーを開催しました。この取り組みは、企業が「女性活躍推進」を掲げ、その重要性を認識するための大きな一歩となっています。セミナーは2024年8月31日に行われ、参加者のほとんどが男性社員という異例のケースとなりました。

フェムテックとは？

「フェムテック」は女性に特化したテクノロジーを指し、健康やウェルネスに関するさまざまな製品やサービスを含んでいます。株式会社多田は、女性が美容や健康に関心を持ち、自分自身の健康管理を行うためのサポートをすることを目的としたブランド「repoge fem」を展開しています。このブランドは、女性の健康について啓蒙活動を進める上で、特に重要な役割を果たしています。

協同のきっかけと受賞歴

このセミナーの背景には、株式会社多田が「WOMANʼs VALUE AWARD 2024 ～ Femtech ～」で優秀賞を受賞したことがあります。この賞は、同社のフェムテック活動や女性の健康への理解促進に向けた努力を評価したもので、多くの企業に対してこのテーマへの興味を喚起する結果となりました。受賞以降、株式会社多田は、より多くの企業に向けてフェムテックの重要性を広める活動に取り組んでいます。

セミナーの開催と内容

セミナーでは、多田社の女性社員が講師を務め、月経や妊娠、更年期などの女性特有の健康課題を中心にお話ししました。参加者は女性の健康に対する興味を深め、自身のヘルスリテラシーを高めることが狙いです。また、男性には職場で共に働く女性、家族、パートナーの健康に理解を示し、職場環境をより良いものにする方法について学ぶ機会を提供しました。この取り組みは、女性の健康への理解を深めるだけでなく、男性の健康に関する話題も扱うことで男女ともに有意義なセミナーとなりました。

参加者の反応とアンケート結果

セミナー後のアンケートでは、97.9%の参加者がセミナーに満足したと回答しました。また、参加者は「フェムテックは女性特有の健康問題に対応する技術であり、特に男性に女性の健康課題を理解してもらうことが重要」といった意見や、相互理解が職場の環境を改善するために必要であることを強調しました。さらに、男性参加者からは「男性更年期」について興味を持ち、もっと知識を深めたいとの声が多数寄せられました。

今後の展望

株式会社多田は今後も、みなと銀行や他の企業、教育機関と連携し、「フェムテック・女性の健康」の啓蒙活動を続けていく方針です。自社の製品を通じて、より多くの人々が自分自身や周囲の健康について考えるきっかけを提供したいと考えています。今後も、開催予定の無料セミナーなどを通じて、健康に対する関心を高め、より良い社会を築くための手助けをしていく予定です。特に企業の皆様には、このような健康に関するイベントに積極的に参加していただけることを期待しています。