未来に繋がる「べっぷ駅市場」のリニューアルプロジェクトの詳細を紹介

別府の「べっぷ駅市場」が新たに生まれ変わります

JR九州ビルマネジメント株式会社と株式会社ブルースタジオが共同で進める『べっぷ駅市場』のリニューアルプロジェクトが、ついにその一歩を踏み出しました。半世紀以上にわたり地域の住民と共に育ってきたこの市場は、未来を見据えた新しい形へと変貌を遂げます。特に、I期工事エリアが完了し、一部店舗が先行オープンしたことが話題になっています。

I期工事エリアが竣工

今年の秋に行われるI期エリアのグランドオープンに向けて、2024年の10月から始まった工事がついに一区切りを迎えました。一新されたエリアは、懐かしさと新しさの両方を感じさせる場所へと生まれ変わりました。特に注目の“本通り”は、中廊下型のデザインが施されており、売り手と買い手の近さから生まれる温かいコミュニケーションを引き続き大切にしています。

また、“新通り”には駅からのアクセスが便利な緑豊かな広場が設けられ、市場と市街地との新たな接点として期待されています。

先行オープンした店舗

新しくオープンするI期エリアには、既に営業を行っている仮店舗が元の場所で再オープンしています。さらに、大分や福岡で人気の「10 COFFEE BREWERS」が先行オープンしました。このカフェは「カフェと語学とカルチャー」をテーマにしており、別府駅高架下店ではギャラリーとホテルも併設される新たな業態が計画されています。ホテルの営業は秋ごろを予定しており、その詳細は公式Instagramで随時更新されています。

「10 COFFEE BREWERS別府駅高架下店」は、別府市中央町に位置し、独特の内装設計は著名な建築家によるものです。利用者はここでコーヒーを楽しみながら、地元のアートも楽しめる素敵な時間を過ごせるでしょう。

新たに設けられるシェアキッチン

「べっぷ駅市場」には、これから飲食店や物販店を始めたい人向けにシェアキッチンが設けられます。このキッチンは飲食店営業許可を取得できる施設を完備しており、初めてのお店開業をサポートするための創業相談窓口も併設されています。詳細な利用方法は9月の末に発表される予定ですので、興味のある方はぜひチェックしてみてください。