憂鬱な月曜の朝に新たな風を吹かせる「褒めワーク」
日本全国で高校生を対象にした部活動イベントを手掛ける株式会社おもれいが、2024年5月から新たな取り組みを始めました。それは、社員同士が互いに褒め合う「褒めワーク」と呼ばれる制度です。これにより、月曜日の朝に感じる憂鬱を少しでも和らげ、仕事へのモチベーションを向上させようという試みです。
導入背景
「褒める」という行動は、相手の努力や成長に対する認識を促す重要な要素です。おもれいでは、日常の業務の中で相手の良い点に気づくことが少ないという課題を解決するために、「褒めワーク」を導入しました。褒められることで自己肯定感が高まり、同僚からの視点を通じて新たな自分を発見することができるはずです。さらに、褒める側も相手に気を配ることで、互いの理解が深まります。
「褒めワーク」の具体的な内容
「褒めワーク」は、先輩社員によってあらかじめ組まれた4~5人のグループに分かれ、一人につき20秒間、その人を褒めるというシンプルな流れから成り立っています。褒められた後には軽い雑談を交え、リラックスした雰囲気で終了します。この一見単純な作業にも、さまざまな効果が期待されています。
参加者のメリット
褒められた側の利点
- - 日常の業務に対する具体的なフィードバックを受け取れる。
- - 他者の視点から自己の強みを再確認し、自信を高められる。
- - グループ内での評価は幸福感を向上させる要因ともなります。
褒める側の利点
- - 普段人を褒めることに抵抗を感じる人でも、この場を通じて司会的な役割を習慣化できる。
- - 感謝の気持ちを伝えることで、相手との信頼関係を築くきっかけになる。
- - 限られた時間内での表現は、コミュニケーション能力の向上に寄与します。
褒めるワークがもたらした変化
制度導入から2ヶ月後に、社員25名を対象にアンケートを実施しました。寄せられた声は、以下のように多様でありました。
- - 新卒1年目のKさんは「自己理解と他者理解が進んだ」と感じている。
- - 新卒2年目のMさんは「人を見つめる視点が広がった」と語ります。
- - 入社数年目のTさんたちは、周囲の良い点に気づく癖がつくことで、感謝の念が増加したと話しています。
- - さらには、月曜の朝から褒められることでモチベーションを維持できるとの声もありました。
このように「褒めワーク」は、短時間の交流ながらも、社員の自己分析や人間関係の構築、業務に対する意欲を高める要因となっているようです。おもれいでは、褒めワークの他にも、メンター制度や若手合宿、ビジネスプランコンテストなど様々な取り組みを行っており、社員の職務満足感向上に寄与することを目指しています。
おもれいの進学サービス
株式会社おもれいは、2008年の設立以来、「ココロ踊る感動を世界へ」のミッションのもと、全国規模で部活動フェスを実施し、多くの高校生への進路サポートをしてきました。特に、部活フェスは大きなイベントの一つで、昨年度は50,000人以上の参加者がありました。
求人情報
現在、おもれいでは「部活動に関わりたい」「教育事業に興味がある」という方を求めています。また、大学生を対象としたインターンシップも検討中です。興味のある方はぜひ応募をご検討ください。
おもれいは、優れた人材の育成と良好な職場環境を目指し、これからもさまざまな挑戦を続けます。