阪急阪神エクスプレス、5年連続「健康経営優良法人」に認定

阪急阪神エクスプレス、5年連続での「健康経営優良法人」認定

阪急阪神エクスプレス（本社：大阪市北区）では、2023年3月10日に経済産業省と日本健康会議が共同で選定する「健康経営優良法人 2025」に認定されました。この認定は、当社が5年連続で獲得したものであり、従業員やその家族の健康を大切にする企業としての姿勢を強く示すものです。

健康経営の重要性

当社では、「個の尊重」を経営方針の中心に掲げ、2018年7月から「健康宣言」を実施しています。「健康経営」という視点に基づき、この宣言は従業員やその家族における健康の認識を明確にし、健康意識の向上と働きやすい職場環境の実現を目指しています。また、2020年5月に発表された「阪急阪神ホールディングスグループサステナビリティ宣言」の重要テーマである「一人ひとりの活躍」にも関連して、健康経営の推進を行っています。

具体的な取り組み

本社の総務人事部が健康経営の担当部署として、各事業所の衛生委員会、産業医・産業保健師、阪急阪神健康保険組合、労働組合と連携しています。このチームは、従業員の健康課題を分析し、施策の計画・実施・検証を行い、継続的な改善を図っています。

特に2023年度においては、「女性の健康保持・増進」および「喫煙率の低減」を重点課題として取り組んでいます。就業時間内の完全禁煙や、禁煙外来の受診促進、婦人科検診の受診促進、さらには女性の健康理解を深めるための教育プログラムにも力を入れています。

他にも、メンタルヘルスを重視し、産業医と保健師による面談や保健指導の実施に加えて、健康教育の充実を図っています。また、健康を考慮したお弁当（スマートミール認証弁当）の提供や運動器具の設置による生活習慣病対策など、多角的な方策を講じています。

これらの取り組みが評価され、総合評価は昨年の数値を上回る結果を得ることができました。

今後の展望

阪急阪神エクスプレスは、今後も「健康経営」を経営上の重要な課題として捉え、従業員やその家族の健康増進に一層尽力していく考えです。また、事業を通じて地域や社会に貢献していく意欲も示しています。

健康経営優良法人認定制度

「健康経営優良法人認定制度」は、優良な健康経営を行う法人を「見える化」することにより、従業員、求職者、関係企業や金融機関からの評価を高めるための制度です。健康経営の推進は、企業の競争力を向上させるだけでなく、社会全体の健康状態を改善する助けとなる重要な活動の一環です。

阪急阪神エクスプレスは、今後もこの理念のもと、さらなる発展を目指していきます。