立教大学と『LISTEN』の提携で中堅企業情報提供を強化し学生支援へ

立教大学と『LISTEN』の提携

立教大学と『LISTEN』を運営するリスナーズ株式会社は、学生の就職活動を支援するために業務提携し、中堅中小企業やベンチャー企業に関する情報の提供を強化することを発表しました。この取り組みは、学生が求める企業の多様な情報を効率的に提供し、就職活動の視野を広げることを目的としています。

背景

学生からは「中堅中小企業やベンチャー企業についての情報をもっと知りたい」「しかし探し方が分からない」といった声が数多く寄せられています。また、大企業に偏った情報収集が原因で、中堅中小企業への関心が低い現状も課題とされています。そのため、これらの企業の実態をどのように伝え、学生が興味を持てるようにするかが重要なテーマでした。

新しい情報提供の形

この連携により、リスナーズは企業の代表者や社員へのインタビューを通じて得たストーリーを学生へ向けて発信していきます。このアプローチにより、企業の強みや社風、ヒストリー、将来のビジョンなど、従来の情報では伝わりにくかった深い魅力を学生に伝えることができると期待されています。学生は興味を持った企業に対して『LISTEN』を通じてコンタクトを取ることも可能です。

キャリアセンターの期待

立教大学のキャリアセンターは、この提携を通じて学生の業界選択や企業選択の幅を広げることを目指しています。具体的には、2023年3月からは「立教エグゼクティブ」という特別企画を立ち上げ、立教大学の卒業生である中堅中小企業の経営者を紹介するとともに、特別サイトの開設や書籍出版、イベント開催なども行う予定です。

リスナーズ株式会社の魅力

リスナーズは、「人と企業をストーリーでつなぐ」をミッションとして、メディアの運営に取り組んでいます。同社のウェブサイト『LISTEN』では、業界や業種を問わず様々な企業の経営者や専門家のストーリーが紹介されており、現在350社以上の企業が掲載されています。今後3年で3000社に拡大することを目指しています。

未来のビジョン

リスナーズは将来的に、データベース化されたストーリーを活用し、世界中の人々と企業をつなぐプラットフォームを構築することを目指しています。企業の魅力を発信する新たなメディアとしての役割も果たすことで、学生と企業の架け橋となることが期待されます。中堅中小企業への理解を深めるこのプロジェクトに、今後の展開に注目です。