高校生が宇宙データを体験！「宇宙データ探求塾」開催決定

コンセプトと目的

2025年7月25日と26日、東京の日本橋で「宇宙データ探求塾」が開催されることが発表されました。主催はアドソル日進株式会社と東京大学大学院工学系研究科航空宇宙工学専攻の共同研究チームです。本プログラムは、高校生を対象とした宇宙データの実践的な利活用を学ぶ機会として企画されました。

この「宇宙データ探求塾」は、最近注目を集めている「宇宙・衛星データ×AI」をテーマにした取り組みの一環です。特に、当社は2022年から東京大学との連携を重視し、AI・IoTの知見を活かした教育課程「実践宇宙データ活用」を通じて、若い研究者や技術者の育成を目指しています。高校生以上の世代を対象に、衛星データをどう取り扱い、活用できるのかを学ぶこのプログラムは、これからの「宇宙IT人材」の育成に寄与することが期待されます。

プログラムの内容

「宇宙データ探求塾」では、以下のような内容が行われます：

- 衛星データの基礎講義とその利活用事例の紹介。ここでは、衛星データがどのように私たちの生活に役立っているのかを学ぶことができます。特に農業や防災、気候変動対策、都市計画といったさまざまな分野における具体的な活用例が紹介されます。

- 衛星データ分析と可視化体験を通じて、実際にデータを取り扱う方法や、その結果をどのようにビジュアル化するのかを学ぶことができます。これにより、データの理解が深まるだけでなく、自らもデータを扱える技術を身につけることが可能です。

- 社会課題の解決策を考えるワークショップでは、チームで協力しながら、自ら課題を見つけ出し、その解決方法を提案するプロセスを体験します。

イベントの詳細

開催は2025年7月25日（金）および26日（土）に行われ、会場はX-NIHONBASHI TOWER内の特設スペースです。参加申し込みはオンラインフォームを通じて受け付けており、応募期限は2025年7月17日までとなっています。定員は先着30名で、参加は無料です。

対象は高校生および高専生で、中学生や大学生も参加することが可能です。ただし、社会人の方はご遠慮いただく必要があります。このプログラムは次世代の宇宙IT人材を育成するための貴重な機会となっており、参加者は自らの将来について考える大きな刺激を受けることができるでしょう。