株式会社LIMNO、『PRIDE指標2024』でシルバー受賞
株式会社LIMNOが、一般社団法人work with Prideが策定したLGBTQ+への取り組み評価指標『PRIDE指標2024』でシルバーを受賞しました。これは、企業のダイバーシティ・マネジメントへの努力が高く評価された結果です。
LIMNOは、経営理念として『ひとりひとりにどこまでも寄り添いときめく未来をデザインします』を掲げ、LGBTQ+を含む多様な価値観を受け入れる企業文化を築いています。この取り組みは、社員が安心して働ける環境の実現に直結しています。
PRIDE指標の評価指標に基づく取り組み
LIMNOのPRIDE指標に対する取り組みは、以下の5つの評価指標に基づいています。各項目の具体的な施策を見てみましょう。
1. Policy(行動宣言)
LIMNOは、2023年9月に社内外向けにLGBTQ+に関する行動宣言を行い、方針を明確にしました。この宣言には、『性的指向・性自認』や『性表現』という表現が含まれ、全ての従業員に対する姿勢を示しています。経営層からもメッセージが発信されており、透明性のあるコミュニケーションが図られています。
2. Representation(当事者コミュニティ)
2024年4月には全従業員が利用できるLGBTQ+相談窓口を設置しました。また、相談窓口を周知するためのメール配信やポスター掲示が行われ、相談しやすい環境が整えられています。7月には匿名の意識調査も実施し、当事者・非当事者両方の視点からの課題を把握する努力を続けています。
3. Inspiration(啓発活動)
全従業員に基礎知識を学ぶためのLGBTQ+研修を提供し、面接官や人事、管理職向けのeラーニングも充実しています。新入社員向けの研修を含め、様々な対象に向けた啓発活動が行われています。研修後のアンケートも実施し、理解度の向上を確認しながら進めています。
4. Development(人事制度・プログラム)
LIMNOでは、同性パートナーに対しても法律婚のパートナーと同様の制度を適用しています。性別記載欄の廃止や多様な性を考慮したトイレの整備など、人事制度の見直しも進めています。社内のインフラをより利用しやすく整えるための努力が続いています。
5. Engagement/Empowerment(社会貢献・渉外活動)
県外のLGBTQ+関連イベントへの社員参加を促進し、法人としての賛同も表明しています。婚姻の平等を実現する法制度やLGBT平等法の実現に向けての活動にも積極的です。
今後の展望
LIMNOは、誰もが自分らしく生きられ、互いを認め合える職場環境を目指しています。次回の『PRIDE指標2025』ではゴールド認証を目指し、さらなる啓発活動を続けていく方針です。これからの取り組みにも期待が高まります。