クリニック業務を革新する「メディコル」の新機能とは？

「メディコル」に新機能！クリニック業務の収束を目指す

2025年5月29日、株式会社Humpが運営するクリニック向け電話自動応答サービス「メディコル」が新機能を正式にリリースしました。この機能により、薬局からの疑義照会を自動で受け付け、医師や医療スタッフはワンクリックで容易に回答できる利便性が提供されます。特許出願中のこの機能は、効率的な電話業務を実現し、医療現場の課題を解決することを目指しています。

背景

外来クリニックでは、診療中に薬局からの疑義照会への対応が重要でありながら、新たな課題を生んでいます。特に、診療が中断してしまうことや口頭での一時的な確認により、聞き間違いや情報の不足が懸念されるのです。また、疑義照会の通話が優先されることで、医師や医療スタッフは患者に向き合う時間が奪われてしまいます。

課題解決のための「メディコル」

これらの問題を解消するために、「メディコル」は疑義照会の自動受付と履歴の管理、さらにはワンクリックでの返信という一体化した機能を開発しました。この新しいシステムは、クリニックの業務効率化を進める革新的な方法として期待されています。

新機能のポイント

自動受付

この機能では、薬局は専用の電話番号に発信し、指定されたガイダンスに従って疑義照会内容を録音します。その後、録音された内容は自動的に文字起こしされ、医師に迅速に提供されます。

ワンクリック回答

医師は録音した内容を受け取った後、テンプレートを利用したりカスタムでの返信を、クリック一つで行えるようになっています。さらに、医師が入力した内容に基づいて、自動音声が薬局に直接回答を行うことが可能です。

業務中断の回避

このシステムの最大の利点は、電話応答のプロセスが「メディコル」によって代行されるため、医療スタッフは外来の合間を見てスマートフォンやPCから回答を行うことができる点です。これにより、診療の中断を回避し、患者と向き合う時間を増やすことが可能になります。

特許出願の重要性

この新機能は、薬局からの疑義照会音声を自動で振り分け、診療用ダッシュボード上で即時にワンクリックで返答できる技術として特許出願されています。この特許を取得することで、メディコルはクリニックにおける電話業務の自動化での技術的優位性を強化することになります。

代表のコメント

株式会社Humpの代表取締役、東宮真樹氏は、「医療現場の10年の経験から、今回の機能は医師と薬剤師が円滑に業務を行うための第一歩です。今後も患者のための時間を増やすために、電話に奪われる時間をゼロにすることを使命として取り組んでいきます」と述べています。

お問い合わせ

「メディコル」に関する詳細や質問は、株式会社Humpまでご連絡ください。E-mail：[email protected]、会社概要は公式ウェブサイト（https://www.hump.co.jp/）でもご覧いただけます。

クリニック業務を一変させるこの新機能が、医療界にどのような影響を及ぼすのか、期待が膨らむばかりです。