タイで日本書籍紹介
2015-06-01 10:14:00

ASEAN最大のe-bookストアOokbeeとの提携で日本書籍を550万人に紹介

タイの読書市場を日本書籍で活性化



最近、タイの最大級のe-bookストアであるOokbeeと、日本の情報工場が提携しました。この取り組みは、550万人のタイ人に向けて厳選した日本書籍を提供することを目的としています。タイでは、日本文化や商品に対する興味が高まっており、特に旅行や消費品に関する関心が高いです。近年、VISA解放の影響で訪日旅行者が急増し、日本への期待が一段と強まっています。

日本への関心が高まるタイ



タイで行われる旅行博では、日本のブースが常に大盛況を誇ります。訪れた人々は、日本の旅行に強い憧れを抱いており、この傾向は近年特に顕著です。また、タイ国内における日本企業の拠点数は1580もあり、在留邦人も約6万人に達しています。彼らは、日本の文化や商品に対する情報源を求めており、このニーズを満たすための施策が進められています。

Ookbeeと情報工場の提携



情報工場は、2005年の創業以来、良質な書籍を厳選してダイジェスト形式で提供するサービス「SERENDIP」を運営しています。このサービスを通じて、タイ市場のニーズに応える企画を進めてきました。今回の提携では、情報工場が日本書籍を翻訳し、タイ人ビジネスパーソンに向けた短い書籍紹介コンテンツを制作します。これにより、Bookeeのプラットフォーム上で日本の書籍にアクセスしやすくなります。具体的には、毎週3本の書籍紹介コンテンツを掲載する予定です。

プレマーケティングデータの活用



今回の取り組みの特徴として、現地の出版社や日本の出版社に対して反響をフィードバックすることが挙げられます。これにより、日本の版権流通の活性化が期待されています。こうしたデータを活用することで、タイ市場における日本書籍の需要をより理解し、今後の戦略に生かすことができるのです。

クールジャパン活動の推進



情報工場とOokbeeは、今後もASEAN地域において、日本に関する良質な情報を発信する「クールジャパン」活動を積極的に推進していく方針です。また、ASEAN各国の文化や価値観を日本に紹介し、相互理解を深める取り組みも推進します。これにより、ASEAN地域の人々が互いに理解し合える環境を作っていくことを目指します。

この取り組みは、日本の書籍を通じて、さらなる文化交流を促進する重要な第一歩となるでしょう。

会社情報

会社名
株式会社情報工場
住所
東京都港区西新橋2-11-8内田ビル5階
電話番号

関連リンク

サードペディア百科事典: 情報工場 Ookbee 日本書籍

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