音のない世界での対話体験「ダイアログ・イン・サイレンス」
新しいエンターテイメントが、東京・竹芝にやってきます。2024年12月1日から2025年3月16日まで開催される「ダイアログ・イン・サイレンス〜静けさの中の対話」は、音のない世界で言葉の壁を超えた交流を楽しむことができるユニークな体験イベントです。
主催するのは、一般社団法人ダイアローグ・ジャパン・ソサエティ。これまでに世界各地で100万人以上の方が体験したこのプログラムは、日本では2017年以来2万人以上が参加する人気を誇っています。全く新しい形のコミュニケーションを通じて、子どもから大人まで参加できる内容になっています。
体験内容とプログラムの概要
ダイアログ・イン・サイレンスでは、聴覚障害者のアテンドが参加者をサポートします。静寂の中で、参加者は音を遮断するヘッドセットを装着し、表情や身振り・手振りを駆使してコミュニケーションをとることになります。参加者たちは想像力と創造力を使って様々なアクティビティに挑戦し、普段とは異なる方法での対話を楽しむことができるのです。
プログラムの最後には、参加者同士が考えたことや感じたことをジェスチャーや筆談、手話を用いてお互いにシェアする時間が設けられています。この体験を通じて、言葉がなくても深いコミュニケーションを図れることに気づくでしょう。
デフリンピックに向けた社会的意義
本イベントは、2025年に日本で初めて開催される耳の聞こえないアスリートのオリンピック「デフリンピック」に向けた意識の高揚をも目指しています。また、手話や聴覚障害者の文化に対する理解が深まることで、より多様性のある社会が実現することを望んでいます。聴覚に障害のある方々とのコミュニケーションを学ぶことは、今後の社会づくりにも重要です。
開催情報と予約方法
- - 開催日程: 2024年12月1日 ~ 2025年3月16日
- - 体験時間: 約90分
- - 体験費用: 大人 3,850円、学生 2,750円、小学生 1,650円(全て税込)
- - 会場: ダイアログ・ダイバーシティミュージアム「対話の森」
(東京都港区海岸1丁目10−45 アトレ竹芝 シアター棟 1F)
地図リンク
チケットは事前予約制となっており、公式ウェブサイトから申し込みが可能です。静けさの中での新たな体験に、ぜひ参加してみてはいかがでしょうか。
まとめ
「ダイアログ・イン・サイレンス」は、単なるエンターテイメントに留まらず、コミュニケーションの重要性や聴覚障害者の理解を深める貴重な機会です。音がない世界での対話を通じて、真の意味での交流を体験できるこのイベントに是非ご参加ください。