東京・麻布台ヒルズのデジタルアートミュージアムが開館1周年を迎える

チームラボボーダレス、1周年を迎え新たなステージへ

東京・麻布台ヒルズに位置する「チームラボボーダレス」は開館から1年を迎え、その集客力と人気が注目されています。2025年2月9日（日）に1周年を迎える同ミュージアムは、世界130以上の国・地域からおよそ155万人の来場者を記録し、チケットの完売率も98%という驚異的な数字を達成しました。この成功の背景には、アートを通じた新しい体験の提供があると言えるでしょう。

開館以来の来場者数の推移

移転オープン後、わずか10ヶ月で訪問者数は100万人を突破し、その後の3ヶ月でさらに50万人が訪れました。中でも、訪日外国人の割合は約65%に上り、特にアメリカ、オーストラリア、カナダからの訪問が顕著です。実際に、来館者を対象としたアンケートによれば、約25%が「チームラボボーダレス」を目的に日本を訪れたと回答しています。

アートとの新しい接し方

「チームラボボーダレス」は、アートコレクティブのチームラボが手がける、地図のないミュージアムです。来場者は、境界がなく連続するアートの世界に没入し、体験を通じて探索や発見の喜びを味わえます。ここでは、アートが単独の作品として存在するのではなく、他の作品と互いに影響し合いながら、新たな価値を生み出すのです。これは、今までのミュージアムにはない革新的なスタイルと言えるでしょう。