沖縄の歴史を小さな世界で再現！軽便鉄道コーナーがオープン

沖縄の歴史を感じる「沖縄軽便鉄道」の新コーナーがオープン！

2024年10月11日、沖縄県豊見城市の「リトルユニバースオキナワ」に新たに「沖縄軽便鉄道」のコーナーがオープンします。この新コーナーでは、沖縄の歴史的な鉄道を1/80スケールのミニチュアで再現し、当時の風景を楽しむことができます。日常の生活に必要不可欠な物流を支えてきたこの鉄道は、沖縄の人々に深く愛されてきました。

「沖縄軽便鉄道」は約100年前に開業し、那覇から嘉手納・糸満・与那原の3方面に敷設された鉄道で、一般の鉄道よりも小さい軌間を持っていました。この鉄道は「ケイビン」の愛称で広く知られ、沖縄の発展を支える大動脈として機能してきました。そして、110年の節目を迎えるにあたり、沖縄の歴史や文化を振り返る場として、この新コーナーが誕生しました。

ミニチュア展示では、当時の鉄道や風景が細部まで再現され、多くの人々が訪れることが予想されます。展示パネルでは貴重な写真や資料も掲出され、訪れる人々は単なる観覧ではなく、沖縄軽便鉄道の歴史を深く学ぶことができるでしょう。また、ミニチュア鉄道が実際に走行する様子を目の前で楽しむことができ、子供から大人まで幅広い年齢層に親しんでもらえる内容となっています。

この新コーナーのオープン日は、偶然にも「鉄道の日」に重なります。この日は日本の鉄道の重要性を再確認する日でもあり、多くの人々が沖縄の鉄道に触れる良い機会です。過去を知ることで、現在や未来の大切さを再認識できる場となるでしょう。

「リトルユニバースオキナワ」自体は2024年4月29日にオープンした新感覚のハイブリッドエンターテインメント施設で、屋内型テーマパークとして多様なアトラクションがあります。首里城をモチーフにした琉球王朝エリアや、1980年代の麻布十番を舞台にしたレトロ東京エリアなどが展示され、訪れる人々に様々な楽しみ方を提供しています。

また、施設内では最新の技術を使った3Dスキャン体験があり、自分のアバターをスマートフォンに保存し、ARとして楽しむこともできます。沖縄の歴史を舞台にしたプロジェクションマッピングもあり、来場者は多くのアトラクションを楽しむことができます。

「リトルユニバース」は、沖縄県豊見城市豊崎3-35に位置し、イーアス沖縄豊崎内にあります。これからも沖縄の文化や歴史を感じながら、家族で楽しめるエンターテインメントを提供していくことでしょう。

ぜひ、10月14日の「鉄道の日」には訪れて、沖縄のキャッチーで魅力的な鉄道の世界に触れてみてください。