ポータブル三相交流発生装置「MDAC」の新サービスサイトが登場！

コンパクトな三相交流発生装置「MDAC」の新サービスサイトがオープン

株式会社デンケンは、ポータブル三相交流発生装置「MDAC」の新しいサービスサイトをリリースしました。この装置は、長年のニーズに応える形で開発されたもので、特に試験環境の効率化を目的としています。デンケンが32年以上の歴史の中で培った技術と経験が詰め込まれたMDACは、単相電源AC100Vから三相電圧・電流を生成し、高圧受配電盤やその他機器の調整、検査を行うための「虚負荷試験装置」として広く利用されています。

MDACの利点

MDACを使用することで、今まで必要だった8種類の計器（総質量70kg）を一つの筐体に集約できるため、運搬が劇的に楽になります。試験環境の構築も大幅に簡潔化され、配線作業にかかる手間も削減されます。また、軽量約22kgという仕様は、持ち運びの面でも大変魅力的です。

さらに、MDACは模擬電源装置としても評価されており、配電盤メーカーの製品出荷検査や調整作業で広く活用されています。これにより、業界全体の作業効率向上に寄与しています。

開発の背景

MDACの開発は、ユーザーからの切実な要望に基づいて始まりました。「持ち運びができるコンパクトな装置が欲しい」「検査環境構築が重労働だ」「電源は商用単相100Vを使いたい」といった声を受けて、デンケンは機能性、作業性、便宜性、コスト、品質を追求し、32年にわたり蓄積したノウハウを結集しました。その結果、今では100社以上の企業に導入され、シリーズ累計800台以上の実績を誇ります。