MNインターファッションが「VENTILE」の商標権を取得
MNインターファッション株式会社は、スイスのStotz & Co.AGおよび大和紡績株式会社との合意を経て、世界的に有名な高密度綿織物ブランド「VENTILE」の商標権を取得したことを発表しました。この歴史あるブランドは、1943年にイギリスのマンチェスターで開発され、British Air Force(英国空軍)のユニフォームとしての役割を果たしてきました。
VENTILEの誕生とその歴史
VENTILEは、その高い密度と耐久性により、特に高級ファッションやアウトドアスポーツウェア、ラグジュアリーバッグなど、さまざまな用途で採用されています。今日では、スイスのStotz社がそのブランドを管理し、欧州を中心に広範囲な展開を行っています。日本市場では、大和紡績株式会社がVENTILE商標を保有しており、ファッションやスポーツ業界で高い評価を受けています。
当社のビジョンと今後の展開
MNインターファッションは、2005年に同じく英国のマンチェスターで生まれた「PERTEX」ブランドの事業を継承し、20年を経てグローバルな市場で数多くのスポーツアパレルブランドに採用されています。VENTILEは綿織物であり、PERTEXとの違いはありますが、共通して「高密度織物」という技術を核にしており、両者が持つ可能性には大きな期待がかかります。
さらに、フランス発のエコファーブランド「TISSAVEL」も手掛けている当社は、国内外のファッションアパレル市場に向けて幅広く商品を展開しています。VENTILEブランドのグローバル展開に向けた商品開発や販売ネットワークは、これまでのPERTEXおよびTISSAVELの経験を活かして、加速的に進めていく方針です。
会社概要と今後の成長戦略
MNインターファッション株式会社は、東京都港区に本社を置き、機能資材や機能テキスタイルの調達・販売を行う企業です。また、アパレルや服飾雑貨、ホームファッション、ブランドマーケティング事業、さらにはその他の繊維やファッション関連事業を手掛けています。代表取締役社長は吉本一心氏が務める。
「VENTILE」の商標権を取得したことは、当社にとって新たな可能性を開く扉となります。これからも、高品質のテキスタイルブランドとしての地位を確立し、グローバルな市場での価値をさらに高めていくことを目指します。詳細については公式サイト(
MNインターファッション公式サイト)をご覧ください。