テクノプロ・デザイン社が退職者ネットワークを構築、さらなる成長へ向けた一歩を踏み出す

テクノプロ・デザイン社が退職者ネットワークを構築

株式会社テクノプロ・デザイン社（以下、テクノプロ）が、株式会社ハッカズークの提供するアルムナイ（退職者）専門サービス『オフィシャル・アルムナイ』を活用し、新たなアルムナイネットワークの構築を発表しました。この取り組みは、単なる採用のチャネルに留まらず、現役社員と退職者が共に成長し、社会に価値を届けるための仲間としての関係性を強化することを目的としています。

アルムナイネットワークの背景

テクノプロは、約8,000名のエンジニアを擁し、製造業をはじめとする多様な業界で技術支援を行っています。この活動を通じ、多くの元社員から「再び戻りたい」「協力したい」といった声を聞くことがありました。しかし、これまでの関係性は主に個々の人脈に依存していました。

この新たな制度では、元社員と現社員のメッセージ交流を可能にし、キャリア支援やイベント案内、さらにはプロジェクトや共同研究に関する情報を共有することができるようになります。

制度の機能と今後の展望

本制度の主な機能は、以下の通りです：

- 元社員と現社員のメッセージ交換
- キャリア支援の具体的な案内
- イベント情報の提供
- プロジェクトや研究に関する情報共有

テクノプロは、運用を通じてこの制度を改善し、活動の場を広げていく考えです。将来的には、外部パートナーや取引先との連携を強化し、新たなビジネスの創出にも取り組む予定です。多様な経験を持つ人材とつながることで、社員と企業の持続的な成長を実現することを目指しています。

退職者とのつながりを深める意義

退職者との関係を強化することは、企業にとって非常に重要な資産となります。彼らは企業の成長を支えた第一線での経験を持つ人材です。新たな制度が成功すれば、アルムナイからのフィードバックや提案をもとに、現行の業務改善や新たな事業機会が生まれるでしょう。

もともと退職者との関係は、感情的なものでしたが、この制度によって、それが制度的に裏付けされたものになります。これは現役社員にとっても、非常に大きなメリットとなります。