持続可能な未来へ
2026-08-06 15:33:23

名古屋大学と小野測器が目指す持続可能な未来のための共同研究

名古屋大学と小野測器が進める「3Rコンポジット」共同研究



株式会社小野測器(以下、小野測器)は、名古屋大学ナショナルコンポジットセンター(NCC)と共同研究を開始しました。このプロジェクトは、自動車の廃車から生じる自動車破砕残渣(ASR)とリサイクルされた炭素繊維を用いて新しい材料「3Rコンポジット」を開発し、その音振動特性を解明するものです。計画は2026年度から3年間にわたり実施されます。

小野測器は『未知を拓き、未来を創る』という理念を掲げており、このプロジェクトはその具現化の一環と言えます。脱炭素社会の実現が急務とされる中、企業としての技術力を活かし、環境に配慮したモビリティ社会の実現に貢献することを目指しています。この共同研究に参加する背景には、名古屋大学NCCが推進するASRの利材化の取り組みや、新しい価値を加えるための音振解析技術のアプローチに対する共感があると言います。

環境技術と音・振動技術の融合



本研究では、ASRの材料特性を最適化し、プラスチックやカーボン材料との組み合わせによって自動車用の防振材としての性能向上を図ります。将来的には、これらの材料が自動車のルーフ材や内装部材に応用される可能性も視野に入れています。同時に、資源循環と車両性能向上を両立させることで、環境への負担を減らし、持続可能な社会の実現に寄与することが期待されています。

小野測器は、長年蓄積してきた音や振動の計測・解析技術を最大限に活かし、3Rコンポジットの振動減衰性能や音響特性の評価を行います。このアプローチにより、開発される新しい材料によって、環境価値と機能性を両立させる新たな材料技術が生まれることを目指しています。

廃棄物の高付加価値化に向けた努力



共同研究の目的は、廃棄物を含む資源の高付加価値化を進め、持続可能なモビリティ社会の実現に貢献することです。自動車業界では、サステナビリティがますます重要なテーマとなっており、ASRを新たな価値を提供する材料として再生させることは、非常に重要な取り組みと言えるでしょう。

名古屋大学NCCの役割



名古屋大学ナショナルコンポジットセンターの吉村教授は、自動車破砕残渣の利材化に取り組む中で、NCCが提案する材料は資源循環型複合材料として次世代社会の実現に寄与するものと述べています。この共同研究は、ASRを用いた新しい材料の音・振動特性を明らかにし、素材開発の成功を絶えず支援するものです。

小野測器の未来志向の取り組み



小野測器大越社長は、本研究の意義を強調し、カーボンニュートラル社会に向けた取り組みの徹底が不可欠であると述べました。そして今回の共同研究は、単なる研究開発にとどまらず、未来のモノづくりを担う人材育成にもつながるプロジェクトであるとしています。

この共同研究を通じ、両者は廃車の廃棄物を有効活用し、次世代の持続可能な製品を創出することを共に目指しています。今後の進展が、環境問題への対応において期待されます。


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会社情報

会社名
株式会社小野測器
住所
神奈川県横浜市西区みなとみらい3-3-3横浜コネクトスクエア12F
電話番号
045-935-3888

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