第5回CREA夜ふかしマンガ大賞が発表されました!
2023年9月7日、文藝春秋のライフスタイル誌『CREA』によって、第5回「CREA夜ふかしマンガ大賞」が発表されました。
この賞は、夜遅くても思わず読みたくなるマンガ作品を対象に、選考された優れた作品に贈られるものです。
今回は特別選考委員として、フリーアナウンサーの宇垣美里さん、漫画家のつづ井さん、お笑いコンビニッチェの江上敬子さんと近藤くみこさんの4名が参加し、厳正なる選考が行われました。
注目の受賞作、その内容とは?
今年の栄冠に輝いたのは、松虫あられさんの『林檎の国のジョナ』です。本作は、アパレルショップで働く25歳の主人公、加藤アリスが自身の体型に対するコンプレックスと向き合いながら成長していくストーリーです。
アリスは青森に住む祖母から送られた林檎をきっかけに、祖母のもとを訪れることに。そこで出会った林檎農家の青年、正市との交流を通じて新たな発見をしていきます。
この作品は、母娘の関係やルッキズム、特別支援教育などについて深いメッセージを持ちながらも、登場人物たちのひたむきな姿が多くの共感を呼びました。
選考委員の声
宇垣美里さんは「まっすぐなジョナを応援したくなる作品」と評価し、江上敬子さんは「偏見を持つ人々の描写がリアル」と述べました。一方、つづ井さんは「勇気を与えてくれる視点がある」と感想を寄せています。
このように、選考委員たちも作品の持つ力に感銘を受けているようです。
受賞者のコメント
松虫あられさんは受賞コメントで、「嬉しいというシンプルな気持ちです。この作品が共感を超えて、考えを見直すきっかけになれば幸いです。」と語りました。また、津軽弁の理解が難しい人にも楽しんでもらえるよう、雰囲気で楽しんでほしいと願っています。
ベスト10作品一覧
第5回「CREA夜ふかしマンガ大賞2026」では、以下の作品が選ばれました。
1位: 『林檎の国のジョナ』松虫あられ/双葉社
2位: 『復讐が足りない』冬野梅子/講談社
3位: 『あたらしいともだちかわじろう短編集』かわじろう/マガジンハウス
4位: 『ドラゴンの胃でおやすみ』西村隆・大橋ユウ/講談社
5位: 『ふたりバス』豊林サカネ/小学館
6位: 『鶴子はまだ四十五だから!』邑咲奇/小学館
7位: 『ウシミツガオ』板垣巴留/秋田書店
8位: 『友達だった人絹田みや作品集』絹田みや/光文社
9位: 『かみちゃんがいればマル』古田青葉/KADOKAWA
10位: 『君にかわいいと叫びたい』ハッピーゼリーポンチ/KADOKAWA
このように、様々な作品がランクインしていることから、今の時代を反映した魅力的なマンガが揃っていることが伺えます。
今後の代表作特集
CREA WEBでは「夜ふかしマンガ特集」として特設ページを開設し、さらなるオリジナルコンテンツを公開予定です。深夜にじっくり読みたくなるマンガの魅力をぜひ堪能してください。