千葉市の食文化を未来へつなぐ！「千」カタログギフト販売開始

千葉市の食を千年先へつなげる新たな試み

千葉市は、地域の食文化を未来へとつなげるためのブランド「千」を立ち上げました。このブランドは、2020年に設立され、千葉市の農林水産物や加工食品、食関連サービスに関する品質や持続可能性を評価する取り組みを行っています。今回は、そんな「千」に新たに加わるカタログギフトの販売についてお知らせします。

地域の価値を高める「千」カタログギフト

このカタログギフトは、千葉市の食に関わる事業者が一体となって作り上げたものです。「地域の価値を拡充し、地球の未来へつなぐ。」というミッションを掲げる株式会社キッチハイクが、千葉市と共に企画し、2025年11月20日から販売を開始します。このギフトは、市内外に千葉の食文化を“贈る”ことで、地域の魅力を広めたり、次世代につないだりする試みとなっています。

カタログギフトの内容

「千」のカタログギフトには、厳選された商品がラインナップされています。特に、【海コース】、【森コース】、【里コース】という3つのコースがあり、それぞれ異なる数量の商品が含まれています。

- 海コース（3,000円）：7商品
- 森コース（5,000円）：18商品
- 里コース（10,000円）：11商品

このように、ギフトのシーンに合わせて選べるラインナップです。また、カタログはただの商品選びだけでなく、千葉市の豊かな自然や文化に触れることができるテーマでデザインされています。まるで千葉市を旅するような感覚を楽しむことができます。花や風景、美味しい料理の裏側にあるストーリーも掲載され、読むごとに千葉の魅力を感じられる構成になっています。

地元の生産者と地域の魅力を伝える

カタログの特長として、各生産者の紹介ページが用意され、その作業の様子を通じて商品がどのように作られているかを伝えています。千葉在来十割そばや、染谷農園の笑顔にんじん、栗山の落花生どら焼きなど、地域ならではの特産品が次々と登場し、それぞれに豊かな食文化を映し出しています。また、食の歴史を深く学べるコンセプト冊子も同梱されており、加曽利貝塚から続く千年の食文化や、現代における食の可能性を探る内容となっています。

「千」を通じて贈り合う地域づくり

千葉市食のブランド「千」は、このカタログギフトを通じて、食による地域の持続可能な発展を目指しています。贈ることで地域を育むという理念は、企業と地域のつながりを深め、地元への愛着や誇りを育む要素ともなります。このギフトは、結婚式やお中元・お歳暮の贈り物としても利用されます。

今後、デジタル版のカタログも計画されており、より多くの人に千葉の食文化を届けることが目標です。さらに、カタログギフトの販売開始を記念して、SNSでのプレゼントキャンペーンも実施しています。

全国に広がる「千」の輪

このカタログギフトは、千葉市の特産品を通じて生産者の挑戦を支え、その魅力を全国に届けることを目指しています。贈り合うことで結びつく地域と企業の関係が、より一層の地域振興につながることを期待しています。

皆さんも、千葉の食で心温まる贈り物を選んでみませんか？詳細は公式ウェブサイトで確認できます。千葉市の未来を一緒に紡いでいきましょう！