飲食店の効率を高めるオンラインピックアップボックス「Servbo 01」が登場

飲食店業界の効率化を実現

株式会社ユーボは、オンラインオーダーやデリバリーに特化した新しいピックアップボックス「Servbo 01」を発表しました。この革新的なシステムは2019年7月20日から運用が開始され、飲食店や小売店の業務効率を大幅に向上させることを目的としています。

背景：増加するオンラインオーダーのニーズ

近年、オンラインオーダーの需要が急速に増加しています。特に、4,039億円規模とされるデリバリー市場のうち、36%がインターネットやアプリを通じての注文を占めています。それにより、店舗スタッフはオンラインユーザーと対面顧客の両方への応対を求められ、オペレーションの効率が低下していました。この状況を改善するために、ユーボは「Servbo 01」を開発しました。

「Servbo 01」の仕組みとは

「Servbo 01」は、オンラインオーダー専用に設計されたピックアップボックスです。このシステムでは、店舗スタッフは、オンラインオーダーアプリで受けた注文に基づいて料理を調理します。料理が完成した後、タブレットを使って番号を入力するか、伝票のバーコードを読み取ります。この情報が瞬時にオンラインユーザーのスマートフォンに送付され、受け取り準備が整ったことが通知されます。

ピックアップの際、ユーザーは簡単なPINコードの入力やQRコードの読み取りで認証を行います。この手続きは簡便で迅速なので、受け取りのストレスが減少します。また、デザインも視認性と通気性に優れ、食材の鮮度を保ちながら清潔感を維持します。

さらに、「Servbo 01」には無人販売機能も搭載されており、様々な商品の取り扱いにも対応できます。

利用料とオプション

「Servbo 01」は、月額36,000円の利用料で提供される6ボックスタイプがあります。また、希望に応じて保温機能のオプション追加も可能です。このシステムは、国内外の飲食店や小売店での売上向上に寄与してきた実績があり、特にアメリカや中国のファストフードチェーンでは急速に普及しています。

会社情報

株式会社ユーボは東京都千代田区外神田に本社を構え、2018年に設立されました。代表取締役の佐藤丈彦氏のもと、少数精鋭のメンバーが集まり、飲食業界のオートメーションを推進しています。社員数はわずか6名ですが、専門的な知識と技術で新たなサービスを提供し続けています。

「Servbo 01」は、飲食店業界に新たな風を吹き込む存在となることが期待されます。今後の展開が待たれるこのサービス、ぜひ注目してみてください。