医療機器販売契約
2025-07-30 19:48:27

カーディナルヘルスと日本アッシュが新たな医療機器の販売契約を締結

カーディナルヘルスと日本アッシュが独占販売契約を締結



医療業界において注目のニュースが入ってきました。カーディナルヘルス株式会社(社長:須藤大)と日本アッシュ株式会社(社長:竹野忠直)が、画期的な医療機器「MET 光ガイドカテーテルシステム」の独占販売契約を結びました。この新システムは、近赤外光を利用して経鼻栄養チューブの留置位置を可視化するもので、2025年9月から全国の医療機関で発売される予定です。

経鼻栄養チューブの使用に際しては、誤挿入が重大な合併症を引き起こす可能性があります。この問題を解決するために開発された「MET 光ガイドカテーテルシステム」は、医療従事者が経鼻チューブの留置位置を安全に管理できるようサポートします。

新しい技術の概要



このシステムは、経鼻栄養チューブの挿入時にスタイレットという器具を使用します。チューブの先端までスタイレットを挿入し、その先端に近赤外光LEDを搭載。このLEDが発光することで、本体背面のカメラが近赤外光を検知し、画像を処理。留置位置をリアルタイムで本体マニュアルに表示します。これにより、術者は誤挿入のリスクを大幅に低減することが期待されます。

自治医科大学救命救急センター長の間藤卓先生は、これまで経鼻栄養チューブの位置確認にはX線撮影や聴診に依存せざるを得ず、迅速さや確実性が求められていたため、今回のシステムの開発が大きな意味を持つと述べています。「新しい確認機器の導入により、誤挿入や不完全抜去による事故を大幅に減少させ、栄養管理の安全性と効率を高められると確信しています」と語りました。

企業の展望



カーディナルヘルスの須藤社長は、「私たちのミッションは、人々の生活を向上させる製品とサービスを提供することです。この提携により、経鼻栄養チューブ製品群がさらに強化され、日本の栄養療法の質を向上させることができると考えています」とのコメントを寄せています。

また、日本アッシュの竹野社長は、「MET 光ガイドカテーテルシステムが経管栄養チューブ国内トップシェアのカーディナルヘルスとの協業により、医療従事者に簡便で高品質な安全を提供できると信じています」と信念を述べています。

メーカー情報



この画期的なシステムは、「一般的名称:経腸栄養チューブ挿入追跡装置」として承認され、医療機器承認番号30500BZX00063000を持っています。カーディナルヘルスは1973年に設立され、日本の医療ニーズに合わせた製品を開発しています。日本アッシュは45年以上の歴史を持ち、安心・安全な医療機器を提供しています。

今後、この新しい医療機器が多くの医療現場で活用され、人々の安全な医療が実現されることを期待しています。さらなる詳細については、カーディナルヘルスや日本アッシュの公式サイトでご覧いただけます。


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会社情報

会社名
カーディナルヘルス株式会社
住所
東京都新宿区西新宿3-7-1新宿パークタワー35階
電話番号
0120-917-205

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