外国人雇用の強化を目指すElpmisとエール・ヴァンクールの提携

業務提携による新たな雇用支援体制

株式会社Elpmisと株式会社エール・ヴァンクールは、外国籍社員の雇用支援を強化する業務提携を結びました。Elpmisは、東京都台東区に本社を置く企業で、外国人雇用コンシェルジュサービスや日本語教育事業を展開、エール・ヴァンクールは東京都渋谷区に所在し、日本語教員紹介や人材紹介を手掛けています。この提携により、エール・ヴァンクールが運営する日本語教員ネットワーク「LANGJOB」を活用し、外国籍社員の採用から定着までの一貫した支援体制を築きます。

業務提携の背景

近年、日本企業において外国籍社員の雇用が急増しており、出入国在留管理庁の統計によれば、外国人労働者数が約200万人を超え、過去最高となっています。しかし、採用前のコミュニケーションや選考プロセスでの課題、さらには入社後の定着や日常的なサポートに関する問題も存在します。これを受けてElpmisは、幅広い業界に外国籍社員の採用や教育支援を行ってきた実績を背景に、支援体制を更に強化したいと考えていました。

一方で、エール・ヴァンクールのLANGJOBには、多数の日本語教員が登録していますが、企業で活躍する機会が限られていました。このようなニーズの一致から、両社の提携が実現したのです。

提携の具体的なポイント

1. 外国人雇用コンシェルジュサービスの高度化
Elpmisの専門知識とLANGJOB登録者の教員専門性を結びつけることで、採用段階や文化的なサポートにおける質を向上させます。具体的には、コミュニケーション支援から職場の業務連携、生活面でのフォローを包括的に行う体制を強化します。

2. 一貫した実践的支援体制の構築
外国籍社員を雇用する企業は、文化背景の違いや業務での連携の難しさに直面しますが、本提携により採用前から定着後までの支援体制を強化します。これにより、企業にとっての障壁を低くし、外国籍社員がよりスムーズに業務に適応できる環境を作り出します。

3. 専門性を活かせる機会の創出
LANGJOBに登録している日本語教育者にとって、本提携は新たな活躍の場を提供します。教育現場で培った知識と経験を、企業支援に生かすことで、教育者自身のキャリアも広がることとなります。