ミサワホームが策定した新理念「MISAWAアイデンティティ」
ミサワホーム株式会社は、企業理念として新たに「MISAWAアイデンティティ」を策定しました。この理念は「パーパス」「ビジョン」「バリュー」の3つから成り立ち、同社の存在意義を明確にし、未来に向けた価値観を提示しています。
「住まいを通じて生涯のおつきあい」
ミサワホームが掲げるコーポレートスローガンは「住まいを通じて生涯のおつきあい」です。この精神のもと、同社は安全で良質な住まいを提供し続けてきました。特に、単なる「HOUSE」ではなく、ご家族の成長や未来の暮らし方を考慮した「HOME」を提案することが質の高い住空間の実現につながります。
変わりゆく市場環境への対応
戦後復興期の住宅需給のバランスから、「量の時代」を経て、「質の時代」に突入した現在、ミサワホームは社会的要請に応じる形で住宅業界の変化に対応しています。少子高齢化や空き家問題、加えてカーボンニュートラルや自然災害に対する配慮が求められています。これにより同社は新たなビジョンを掲げ、中期経営計画で多様な事業ポートフォリオを確立しつつあります。
新しい価値の創出
ミサワホームは新たな理念をもとに、事業が持つ連携を通じて新しい提案を創出していく方針です。具体的には、ストック・まちづくり・海外・ウエルネスといった5つの事業を主軸に、付加価値のある商品やサービスを開発します。これにより、持続可能な社会の実現に寄与することを目指しています。
「パーパス」「ビジョン」「バリュー」の深い意味
- - パーパス:「“HOME”に満ちあふれた世界をデザインする」
- - ビジョン2030:「“HOME”の可能性を追求し、新しいロールモデルをつくり続ける」
- - バリュー:「想う」「創る」「挑む」「育む」の4つのキーワード
これらの要素は、社員が重視すべき行動指針として機能し、企業の存在意義と未来への責任を強化しています。
“HOME”の定義とその意義
ミサワホームが定義する“HOME”は、単に住まいや居住空間を意味するものではありません。人生を豊かにする「心の拠りどころ」として、個人や地域社会における生活全般を含む広義の概念としています。このアプローチにより、各人のニーズに応じた柔軟な住まいの提供が可能となります。
結論:未来への道しるべ
新たな理念「MISAWAアイデンティティ」によって、ミサワホームは企業としての存在意義を深化させ、市場の変化に柔軟に対応し、持続可能な社会への貢献を目指しています。今後は各事業間での連携をさらに強化し、お客様の期待に応えるため、常に新しい価値の創出を追求していくことでしょう。