アルマーニ / カーザ、2025ミラノサローネ新作コレクション
ミラノサローネ2025において、アルマーニ / カーザが新作コレクション『ORIENTAL INKS』を発表しました。このイベントは、ジョルジオ・アルマーニがブランドの25周年記念として特別なインスタレーションを施した空間で行われ、ミラノを象徴するコルソ・ヴェネツィア14番地の店舗で行われました。
アルマーニは「ミラノとの対話は私の創作活動に欠かせない要素で、特にこのサローネ期間中はその意義が一層深まります」と語ります。この期間中、ミラノは活気に溢れ、彼の作品やコレクションの新たな可能性が浮かび上がる場となります。今回の展示は、以前のパラッツォ・オルシーニから焦点を変え、コルソ・ヴェネツィアブティックに振り返ることを選んだ理由です。そしてこのブティックは、変化に富んだ構成と新たな視覚体験を提供する、ダイナミックな場所です。
新作コレクションは、機能美と装飾性が見事に調和し、素晴らしいデザインとクラフツマンシップに裏打ちされています。展示内は、日本の伝統的な障子を彷彿とさせるライスペーパーパネルで構成され、そこには水彩画や墨絵を思わせる東洋美が散りばめられています。竹や龍などのモチーフを使用し、強さや持久力を象徴する美しさが引き立てられています。
コレクションには、特に豪華なデザインの家具やアクセサリーが含まれており、最高品質の素材から生まれた魅力が強調されています。例えば、手刺繍されたサテンやベルベットの限定アイテムは、最大で50種類の素材を用いた贅沢な展示となっています。手描きや刺繍に特化したde Gournay社とのコラボレーションによって、創造性と技術が融合し、新たな商品が誕生しました。
全体には柔らかなライトゴールドのトーンが絶妙に漂っており、たとえばVIRTÙキャビネットは刀のような取っ手に、金箔で描かれた龍が装飾された新バージョンとして登場します。また、ALBERTシリーズのソファはサテン仕立てで、ジャングルモチーフの手刺繍が施されています。新作SEINEコンソールでは、リキングリーンのベルベットに美しい龍の刺繍が施され、テーブルウェアにも高級感が漂っています。
新作家具には、組み立て可能なPLAYブックシェルフや曲線的なデザインのAMBRAチェア、竹のモチーフを採用したラッカーテーブルとVIVACEアームチェアのペアなどが揃っています。また、TROCADEROテーブルは大理石の艶や漆の美しさを併せ持ちます。VISOソファやアームチェア、ステッチ入りのコーヒーテーブルもあります。
意外性のある色合いがアクセントとして取り入れられており、高級感あふれるAMEDOベッドや深紅のランプシェードが際立ちます。アクセサリー類には、機能性と美を兼ね備えたベルベット張りのAMELIEボックスなどがあります。
なお、テーブルウェアも高評価で、白磁のARTHURディナーセット、ANNABELカトラリー、ティールカラーのMISTRALバスケットなどが揃い、ARCADIAランチョンマットやナプキンはナチュラルカラーの美しさを際立たせています。
この新作コレクションは、アルマーニの25年にわたるデザイン理念を体現した、さらに進化した具体例として位置付けられています。ミラノサローネでの展示は、アルマーニのファッションとインテリアデザインへの情熱を再確認させ、自らの創造性を広げていくための刺激的な場となるでしょう。
問い合わせはアルマーニ / カーザまで。
電話: 03-6274-7075
ジョルジオ・アルマーニ ジャパン: 03-6274-7070
詳細: 公式ウェブサイト