ビッグイシュー・オンライン、コミュニティ発のトークン販売始動!
限定100口の一般枠を設け、ビッグイシュー・オンラインのコミュニティ「BIGISSUE ONLINE DAO (BIO DAO)」が本日12時よりFiNANCiEにてトークンの発行と販売を開始しました。この取り組みは、ビッグイシュー日本の運営チームが、社会の中であまり知られていない課題に光を当て、その解決に向けて行動する仲間を繋げることを目指しています。
ビッグイシューとは?
ビッグイシューは、ホームレスの人々に自立支援のための仕事を提供することで知られる雑誌であり、2003年に創刊されました。創刊以来、約20年の年月を経て、既に1,000万冊以上を販売し、そのフィードバックとして15億円以上の収入をホームレスの人々に提供してきました。これまでの活動は、ただの情報提供にとどまらず、メンバーが販売者自身に経済的自立の機会をもたらすものとして広がりを見せています。
ビッグイシュー・オンラインの誕生
ビッグイシュー・オンラインは、2012年に設立され、その名の通りオフラインでの活動をオンラインに拡張したものです。イケハヤ氏らと協力し、海外記事の翻訳や独自の課題にフォーカスした内容を配信し、より多くの人々に影響を与え続けています。この取り組みを通じて、メンバーは様々な社会的問題について理解を深めながら、情報を伝え合うプラットフォームを持っています。
BIO DAOの取り組み
このビッグイシュー・オンラインの新たな活動であるBIO DAOは、トークンを活用することでコミュニティの力を引き出すことを目的としています。メンバーは、まだ多くの人に知られていない課題を掘り下げ、その解決に挑戦する人たちを応援することが求められています。
トークン発行の理由
ビッグイシュー日本版では、これまでに2,000人以上の人々に雑誌販売の機会を提供し、路上生活からの脱却を助けてきました。しかし、雑誌自体の販売価格の半分以上が販売者の収益となっており、そのため赤字運営が続いています。近年の社会支援の増加で路上生活者が大きく減少した一方で、雑誌の読者層は40代以上が大半を占めており、若い世代にアプローチする必要があります。トークンを介したコミュニティの創造によって、持続可能な運営を模索し、若い世代を巻き込むことが狙いです。
サポーター1万人を目標に
この取り組みの最終目標は、サポーター1万人の「ソーシャルグッド」コミュニティを形成することです。メンバーはトークン保有者として特典を享受しつつ、イベントやワークショップなどに参加し、情報交換を行うことができます。具体的には、ソーシャル勉強会やライティング講座、限定グッズの抽選などが企画されており、参加者同士の交流も深まることが期待されています。
初回トークン販売について
初回のトークン販売では、AL保有者向けの優先コースを設けると共に、一般の方が支援できる「初期サポーター」コースを100口限定で販売します。これによって100万円の資金調達を目指しており、今後の活動のための基盤を確立することを狙います。
まとめ
新たな試みとして始まるビッグイシュー・オンラインのトークン販売は、ただの資金調達にとどまらず、社会課題に対する意識を高め、支援の広がりを作り出すことを目指しています。若者の関心を引き、この運動に参加することで、より良い社会を共に築いていくことが期待されます。販売は12時から順次公開されるので、ぜひチェックしてみてください!