新設された断熱等級7時代に向けた住宅業界の未来を探るセミナーのご案内

断熱等級7時代を迎える住宅業界の展望

2022年10月、住宅業界のプロを対象としたオンラインセミナー「どうなる？新設の断熱等級７時代。地域工務店だからこそのさらなる進化とは！」が開催されます。このセミナーは、2050年のカーボンニュートラル達成に向けて、現在の住宅業界が直面している大きな変革について深く考える機会となります。

住宅業界の現状と課題

近年、原価の高騰が続く中で、国は新しい断熱性能等級6・7を新たに設定しました。これにより、住宅事業者はより高い断熱性能を提供することが求められています。また、消費者においても情報が容易に得られる時代となり、専門知識の習得が可能です。このように、顧客のニーズも変化しつつあるため、住宅業界は進化を遂げる必要があります。

セミナーの内容

本セミナーでは、三浦祐成氏と野池政宏氏、2人の専門家を講師に迎えます。三浦氏は、新建新聞社の代表取締役社長として、ニッポンの家づくりの変革を訴えており、住宅業界に新しい視点を提供します。一方、野池氏は温熱環境と省エネの専門家で、多くの地域工務店から支持を得ています。両氏の講演を通じて、私たちがどのように質の高い住まいを提供し、変わる市場に対応していくべきかが議論されます。

中でも注目は、最新の温熱・省エネシミュレーションツール「Energy ZOO」の紹介です。これにより、住宅の省エネルギー性や温熱環境をシミュレートし、実務者だけでなく顧客にとっても視覚的に理解しやすい結果が得られます。必要なデータを最小限の入力で導き出し、省エネ基準の適合も示すことができるため、業界にとって非常に便利なツールとなることでしょう。