Cato Networksが進出
2020-11-04 17:00:03

Cato Networksが日本法人設立、国内市場への進出を強化する理由とは

Cato Networksが日本法人を設立



2020年11月4日、イスラエルに本拠を置くCato Networksが、日本法人の設立を発表し、同社のSASEプラットフォームの国内展開を加速させる方針を示しました。これにより、クラウドサービスの需要拡大に対応し、市場への攻勢を強化する狙いがあります。

SASEとは?


Cato Networksが提供するSASE(Secure Access Service Edge)は、ネットワークとセキュリティを統合したプラットフォームであり、特にリモートワークの普及が進む中で、その必要性が高まっています。Cato Cloudという名称で知られるこのプラットフォームは、SD-WANとネットワークセキュリティをクラウドネイティブなインフラで構築し、企業の様々な接続環境に対応しています。

日本市場への進出


Cato Networksは、アジア太平洋地域において重要な市場と位置付ける日本市場への進出を決断しました。国内でのクラウドサービス需要は急速に増加しており、多くの企業がセキュアなネットワークの提供を求めています。これを受けて、同社は東京と大阪にPoP(Point of Presence)拠点を設置し、全国規模でのサービス展開を図ります。

競合との差別化


このSASEプラットフォームの特長は、エンドユーザーの利便性とセキュリティの両方を高める点にあります。リモートワークを支えるため、エンドポイントでのクライアント認証機能や、セキュアな接続方法の強化が求められる中、Catoはその需要に応えるべく、サービスの高次化を進めているのです。

国内法人の設立


Cato Networksは、2020年10月にCato Networks株式会社を設立し、商取引の基盤を固めると共に、企業ブランドへの信頼性を高める施策を進めています。また、カントリーマネージャーに田島弘介氏を迎え、国内でのビジネス展開を本格化させています。

パートナーシップの強化


さらに、国内での販売網を強化するため、新たに株式会社フーバーブレインと契約を締結しました。これにより、大手企業向けだけでなく中小企業(SMB)市場への対応も強化され、より幅広い顧客層に向けたソリューションを提供する体制が整いました。

Cato Cloudの利便性


Cato Cloudは、60拠点以上からなるグローバルなプライベートバックボーンを活用し、ネットワークトラフィックを最適化します。顧客は、レガシーネットワークやセキュリティ製品を刷新しつつ、エンドツーエンドでの安全なアクセスを実現できます。また、リモートユーザーの接続もスムーズで、安全な環境を実現しています。

まとめ


Cato Networksの日本法人設立は、国内企業が求めるクラウドサービスとネットワークおよびセキュリティの統合管理のニーズに応える重要な一歩です。SASEプラットフォームの普及を通じて、リモートワークの進化をサポートし、企業が抱えるセキュリティの課題を解決するべく、同社の取り組みから目が離せません。

会社情報

会社名
Cato Networks株式会社
住所
東京都港区赤坂東京都港区赤坂2丁目11番7号ATT新館11階
電話番号

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