NETGEARが法人向けマネージスイッチに新機能を追加！

米国シリコンバレーを拠点とするネットギアジャパン合同会社は、その法人向けマネージスイッチ「M4350シリーズ」および「M4250シリーズ」が、クラウドベースのネットワーク管理ソリューション「NETGEAR Insight」に対応したことを発表しました。これにより企業は、オフィスや店舗において、無駄なく効率的にネットワークの管理・監視が可能となります。

M4250シリーズについて

「M4250シリーズ」は、映像伝送を専門とするAV over IPに適したスイッチです。具体的な型番には、GSM4212PやGSM4230PXなどがあります。これらのスイッチには、Dolby VisionやDanteといったAV機器用の設定があらかじめプリセットされているため、専門知識を必要とせずにネットワークの構築が行えます。映像制作やライブイベントなど、映像エンジニアにとって極めて便利な特徴を持っています。

M4350シリーズについて

一方で「M4350シリーズ」は中規模から大規模ネットワークに特化したLayer 3スイッチです。最大100Gのアップリンクが可能なこの高性能スイッチは、ハイスペックなデータセンターやオフィス環境に最適です。信頼性と拡張性を兼ね備え、さまざまな構成要件に柔軟に対応します。

NETGEAR Insightのメリット

NETGEAR Insightはネットワーク管理の簡素化を可能にします。このソリューションを利用することで、ルーター、スイッチ、アクセスポイントを一元的に管理できます。直感的な操作を提供するWebポータルやモバイルアプリを通じて、設定や監視、トラブルシューティングを遠隔で行えるため、IT管理者の負担は大幅に軽減されます。

Insightの主な機能

1. クラウド経由での一元管理: 複数設備の管理が簡単にできます。
2. リモート監視とトラブル対応: 異常を早期に検知し、ダウンタイムを最小化します。
3. 設定の簡素化: ゼロタッチプロビジョニングにより、導入時の手間を削減。
4. セキュアなアクセス: HTTPS通信や二段階認証による安心のセキュリティ。

今回、映像配信やプロAV環境に最適な「M4250シリーズ」、および中〜大規模ネットワーク向けの「M4350シリーズ」がInsightに対応したことで、NETGEARの法人向け製品群はすべてクラウド対応となりました。これにより、ネットワーク構成の柔軟性と管理効率も格段に向上しています。