グッドパッチが大阪に関西支社を開設し、企業変革を加速

グッドパッチ、大阪に関西支社を開設

株式会社グッドパッチは、顧客体験を重視した企業変革のデザインカンパニーとして、2025年9月に大阪に新たな関西支社を設立しました。この拠点の開設は、東京以外では初めてで、関西圏におけるデザインの力で企業の課題解決や価値創造を推進することを目指しています。

関西支社の役割と背景

グッドパッチは「デザインの力を証明する」というミッションをもとに、デザインによる共創を通じてより良い社会の実現を目指しています。最近では、テクノロジーの急成長により企業は効率性と顧客体験の向上を求める状況にあります。これに応じて、一貫したブランド体験や顧客体験をデザインで提供できるニーズが高まっています。

今回、大阪に関西支社を設立することで、地域を超えたデザインによる価値創造を社会に広める第一歩を踏み出しました。大阪は日本経済の中で第2位の規模を誇り、人口は約2,000万にも上ります。商人文化が根付いたこの地は、多様な産業と人材が集積する豊かなビジネス環境を形成しています。

大企業からスタートアップまでが独自のビジネスを展開し、次世代を担う新規事業が次々と誕生しています。グッドパッチはこうした環境を活かし、地域に根ざしたデザインソリューションを通じてより多くの企業と協力し、新たな価値を創出することを目指します。

デザインによる価値創造チームの強化

グッドパッチでは、2018年から「勤務地選択制度」を導入し、西日本エリアに住むメンバーを増やしています。加えて海外に住むフリーランスや専門家が集まる「Goodpatch Anywhere」とも連携。これにより、地域の知見を取り入れたデザインアプローチでクライアントに価値を提供しています。

関西支社の設立を通じて、異なる専門性を持つデザイナーの協業が加速し、西日本におけるデザインによる新たな価値創造の時代を切り開いていくことでしょう。

「JAM BASE」に新たな拠点

新たな拠点となる「JAM BASE」は、アイデアやイノベーションを生み出す環境として、企業・自治体・スタートアップ間の連携を強化します。ここでは、次世代のビジネスや社会課題解決に挑戦するさまざまなプロジェクトを支援し、関西圏のデザイナーやパートナー企業と共に新しい価値を生み出していきます。

未来を共にデザインする

関西支社の責任者である小澤美里氏は、これまでの経験を生かし、関西地域の企業とも新しい出会いを通じて未来をデザインしていくことを楽しみにしています。また、関西支社の設立を記念して、価値創出に向けたイベントも開催予定です。このイベントでは、実際の事例を通じて新たな知識やビジネスチャンスが生まれる機会を提供します。

グッドパッチの関西進出は、デザインが社会にもたらす力を証明するものであり、地域に根ざした新たな価値を生み出す挑戦の始まりです。この新たな拠点を通じて、多くの企業とともに未来を共創していけることに期待が寄せられています。