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グローバルサイバー大学の新たな展開

韓国のグローバルサイバー大学は、2023年に世界12か国にグローバル脳教育センターを設立する計画を発表しました。学長を務める李承憲（イ・スンホン）氏のもと、大学は国際的な教育機関として成長を続けています。この大学は、2010年に設立された4年制のインターネット大学です。特に韓国の人気音楽グループBTSの母校として、海外では「BTS university」と呼ばれるなど、その名を知られています。

昨年12月には、イギリスの教育専門メディアStudy Internationalが「次世代BTSを育成する大学」として取り上げ、その革新的な教育に注目が集まりました。この大学は、世界で唯一、脳教育を専門に学べる学校として知られています。教育内容は、幼児から高齢者までの脳の成長や発達を促進するプログラムが提供され、特に「ライフサイクルごとの脳活用専門家」を育成するシステムが特徴です。

脳教育の特異性

グローバルサイバー大学では、幼児の脳の発達を促進する教育や、児童と青少年向けの脳トレーニングプログラム、大人向けの能力開発、中高年層の認知症予防に関する教育が行われています。これにより、在学生は個々のライフステージに応じた脳の使い方を学び、専門的な知識を身につけることができます。

さらに、昨年にはベトナムやインドネシアの教育機関と連携を果たし、単位互換を実現しました。今年はアメリカを含む12か国に脳教育センターを開設し、国際的なネットワークを拡大していく予定です。その一環として、日本語で学べるコースも準備を進めており、日本の学生との交流が期待されています。

日本との関わり

2023年3月19日には、日本ベンジャミン人間性英才学校が主催するオンライン特別講義が開催されました。この講義では、グローバルサイバー大学の脳教育学科に在籍する日本人学生が体験談を発表し、学びの魅力を伝えました。実際に卒業した日本人学生も多くおり、韓国と日本の教育交流はますます深まっています。

学位授与式の話題

さらに、最近行われた学位授与式では、BTSのメンバーであるジョングクが学長賞を受賞し、その感想がYouTubeで公開されると、SNS上で大きな話題となりました。この感想動画はリアルタイムで検索され、瞬時に1位に上昇するなど、注目を集めました。

多彩な学科

グローバルサイバー大学では、社会福祉学やカウンセリング心理学、脳に基づく感情コーチング、瞑想療法、スポーツ健康など、合計14の学科が設置されています。また、AI融合学科やメディアコンテンツ創作学科など、時代のニーズに応じた多彩なカリキュラムが魅力です。

日本をはじめとする世界中の学生たちが、この新しい教育の潮流に加わることに期待が高まっています。

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