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アジア最大級の日本酒コンクール「Oriental Sake Awards 2023」が香港で開催

昨年大盛況のうちに幕を閉じた「Oriental Sake Awards（OSA）」が、今年も開催されます。OSAはアジア最大級の日本酒コンクールとして知られており、世界有数の日本酒市場である香港を舞台に、日本の日本酒の素晴らしさを世界に発信する重要なイベントとなっています。

第二回目となる今年は、8月15日と16日の2日間、香港で開催されます。前回は160蔵から430銘柄以上の日本酒が出品され、その規模の大きさが注目を集めました。

多国籍な専門家による厳正な審査

審査員には、実行委員長である酒サムライのMicky Chan氏をはじめ、日本酒輸出協会会長の松崎晴雄氏、市島健二氏など、日本酒に関する深い知識と経験を持つ多国籍な専門家たちが集結します。審査は、輸出・提供された日本酒をブラインドテイスティングによって行われ、公平性を保ちながら、それぞれの日本酒の個性を丁寧に評価していきます。

アジア市場の嗜好を反映した部門設定

香港では、冷蔵輸送が確立されているため、多様な味わいの日本酒が流通しています。OSAでは、この香港という市場特性を活かし、アジアの消費者の好みに合わせた部門設定がなされています。

純米大吟醸や純米吟醸などのカテゴリーでは、「淡麗」と「芳醇」の2部門が設けられ、より細やかな審査が行われます。さらに、アジアで人気が高い「生酒」部門も新設されました。

部門は以下の通りです。

1. 純米大吟醸/純米吟醸（淡麗）
2. 純米大吟醸/純米吟醸（芳醇）
3. 大吟醸/吟醸（淡麗）
4. 大吟醸/吟醸（芳醇）
5. 本醸造
6. 純米酒（旨味濃醇）
7. 純米酒（淡麗）
8. スパークリング
9. 生酒

審査は100点満点の加点方式で行われ、「金賞」「銀賞」「銅賞」が選出されます。各部門の最高得点を獲得した商品は「部門チャンピオン酒」として表彰され、さらに、9部門のチャンピオン酒の中から、OSA最高峰の栄誉である「Sake of the Year」が選出されます。

エントリー受付中！香港での日本酒普及へ貢献

OSA2023へのエントリーは、2023年3月20日から5月15日まで受け付けています。エントリー要項は公式サイト（https://www.orientalsakeawards.com/）をご確認ください。

審査会終了後には、出品された日本酒の香港でのプロモーション活動も予定されており、香港における日本酒のさらなる普及に貢献することが期待されています。表彰式の開催など、今後の詳細についても公式サイトで随時発表される予定です。

OSA2023は、日本酒業界にとって大きな注目を集めるイベントです。日本の酒蔵の技術と伝統、そしてアジア市場のトレンドが融合するこのコンクールに、ぜひご注目ください。

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