デジタルノマドの新しい選択肢、Coliving施設予約サービスの誕生

新たな働き方を支える「achicochi.life」とは

合資会社achicochiが2019年7月10日にβリリースした「achicochi.life」は、日本に滞在するデジタルノマド向けに特化したColiving施設予約サービスです。リモートワークが普及する現代、特に欧米では、自国を離れて生活しながら仕事をするライフスタイルが一般化しています。しかし、日本におけるこのスタイルを実現するための情報が分散しているのが現状です。そこで、achicochiはその問題を解決するためにこのプラットフォームを立ち上げました。

Colivingとは？

Colivingは、「共に暮らす」を意味する言葉です。働きながら生活を共にすることで、人とのつながりやコミュニティを形成しやすくなるのが特徴です。この形式は、特に若い世代のデジタルノマドから支持を集めています。しかし、日本ではColivingに特化した情報が不足しており、利用希望者は多くの施設を個別に調べる必要がありました。achicochi.lifeの登場は、そんなニーズに応えるものです。

サービス内容

現在、achicochi.lifeでは京都の施設の情報を提供しています。利用者は、中長期滞在が可能な宿泊施設やコワーキングスペースの情報を集めて閲覧し、簡単に予約することができます。また、実際のWi-Fi速度や周辺住環境の情報を取り入れた実地取材を行い、安心して滞在できる施設を厳選しています。さらに、滞在中にはMeetupや文化体験などのイベントを開催し、他の利用者との交流を促進します。

今後の展開

現在は京都エリアのみの提供ですが、今後は全国にサービスを展開していく計画です。特に2019年9月には京都・上桂に自社運営のColiving施設をオープン予定であり、この地域を中心に多様なColiving施設を挙げていく方針です。国単位ではなく、地域に根ざしたカスタマイズされた滞在体験を提供することで、利用者のライフスタイルに合った最適な選択肢を増やしていく目標を立てています。

会社概要

この新しいサービスを提供する合同会社achicochiは、代表の山本茜氏と土井優紀氏が共に運営しています。設立は2019年2月で、京都府向日市に位置しています。公式ウェブサイトは achicochi.net です。彼らのビジョンは、デジタルノマドが日本で快適に暮らし、効率的に働ける環境を整えることにあります。