オランダの教育文化と対等な関係性
2026年4月14日、一般社団法人We are Buddiesは、ランスタッド株式会社が主催した社内ウェビナーに登壇しました。このイベントには、約190名の社員が参加し、オランダ発の教育プログラムを通じて「対等な関係性」の築き方についての洞察を得ました。
ウェビナーの背景
近年の労働市場は急速な変化を遂げ、さまざまな世代やバックグラウンドを持つメンバーのコラボレーションが重視されています。このような背景から、ランスタッドのワーキングペアレンツERGが、異なる世代とよりフラットな関係性を築くためのソフトスキルに焦点を当てたウェビナーを企画しました。We are Buddiesは、オランダの文化への理解を深め、子どもと大人が対等に関わる実践を共有する貴重な機会となりました。
イベントの内容
ウェビナーでは、子どもと大人がフラットに関係を築くための実践的な方法が取り上げられました。加藤愛梨代表理事と、元おとなバディの久保田恵理氏が、ランスタッドの平原千歳氏の進行のもと、講演および対談を行いました。以下、イベント内で特に印象的だったセッションの内容です。
1. オランダにおけるダイアログ文化の重要性
加藤氏は高校時代をオランダで過ごした経験を基に、オランダの対話文化の特徴について解説しました。彼女は、オランダの歴史やその文化がどのように「対話」と「寛容」の精神を生み出したのかを語り、「一人ひとりの違いに対する理解が、オランダのコミュニケーションスタイルの根幹をなす」と強調しました。言葉にして直接伝えるコミュニケーションの重要性が、参加者に深く響いた瞬間でした。
2. バディ体験がもたらす自己成長
久保田氏との対談では、5歳の子どもとの交流を通じたリアルな体験が紹介されました。彼女は、最初はまったくコミュニケーションが取れなかった状況から、色々な経験を一緒にすることで関係がどのように深まったかを振り返ります。「自分のコンフォートゾーンが拡がり、心の筋肉が柔軟になった」との彼女の言葉は、参加者に多くの気づきをもたらしました。
3. 視点の広げ方
Q&Aセッションでは、オランダ人と日本人の考え方の違いについての質問が寄せられ、それに対する加藤氏の見解が分かりやすく説明されました。彼女は、「オランダ人は『不足しているもの』ではなく、すでにあるものに注目する教育を受けている」と述べ、これは子どもとの接し方や職場でのマネジメントにも共通する視点であると語りました。
参加者の声
ウェビナー後のアンケートでは、参加者たちから多くのポジティブな反応が寄せられました。その中には、「オランダの文化についての理解が深まり、自分の意見をもう少ししっかり言葉にしようと思った」との声がありました。
また「子どもに『どう感じたか』を問うことで、フラットな対話を心がけようと決意した」との意見もあり、参加者たちが日常生活でのコミュニケーションを見直すきっかけとなったことが伺えます。
まとめ
We are Buddiesの加藤愛梨代表理事は、今回のウェビナーで多くの参加者にオランダの文化や活動を伝えることができたことに感謝し、「オランダの文化に基づくフラットな関係性は、意識の変化によって誰でも実践できるもの」と再度強調しました。このウェビナーが、各参加者の家庭や職場でのコミュニケーションの質を向上させる一助となることが期待されます。
組織について
We are Buddiesは、子どもとボランティアである大人の定期的な交流を促進するプログラムを提供する団体で、フラットな関係性を通じて成長を支援し、多様性を受け入れる社会の実現を目指しています。これまでに多くのペアが活動を続け、多様な経験を積んでいます。詳細は公式サイトでご確認ください。