ムーンスターが挑む未来のスニーカー、子供たちの夢をかたちに

株式会社ムーンスターとKCJ GROUPが共催する「第6回スニーカーデザインコンテスト」において、未来のこどもたちをテーマにした受賞作品が発表されました。このコンテストは、子供たちが自ら靴のデザインを考え、それを本当に形にするという画期的な試みです。

コンテストの背景

このスニーカーデザインコンテストは、ムーンスターがキッザニア東京・福岡の『くつ工場』パビリオンで行っている職業体験から生まれました。参加した子供たちは、パーツの組み立てや色づけを学びながら、自分自身のオリジナルスニーカーのデザインを考えます。コンテストは、2019年から始まり、毎年多くの子供たちから好評を得て今回で6回目の開催となります。

受賞作品の紹介

今回の受賞作品は、「キッザニア賞」と「ムーンスター賞」の2作品です。選ばれたのは、子供たちの想像力が膨らむようなカラフルで楽しいデザインです。

キッザニア賞

受賞者のゆりさんは、青や明るい色調を使い、「さわやかな空と太陽」をイメージしてデザインしました。ゆりさんは「本物の靴になるなんて夢みたい」と喜びを語ります。キッザニアのコメントでは、彼女のデザインが未来の楽しいイメージを伝えていると高評価を受けています。

ムーンスター賞

一方、ムーンスター賞を受賞したあゆみさんも、未来を意識した色使いやデザインのセンスで注目を浴びました。「この靴を履いて出かけるのが楽しみ」と嬉しそうに語るあゆみさん。ムーンスターからは、彼女のデザイン能力とトレンドを見越したセンスが称賛されています。

手作りの靴

受賞作品は、久留米市のムーンスター工場で職人の手によって一つ一つ丁寧に製作されます。この過程は、特別な製法であるヴァルカナイズ製法によって行われ、生ゴムと硫黄の化学反応によって靴の柔軟性や耐久性が確保されます。ムーンスターは150年の歴史を持つ靴作りのパイオニアだけに、技術やこだわりが必要不可欠です。

未来の子どもたちへ

今回のコンテストは、単に靴のデザインを考えるだけでなく、工場でのリアルな職業体験を通じて、ものづくりの楽しさや大切さを学ぶ機会でもあります。子供たちが「自分のデザインが本物になったら嬉しい」と感じられるような場を提供することが、ムーンスターとキッザニアの目的です。

2024年のコンテスト情報

来年も開催が予定されている『KIDZANIA AWARD PROGRAM 2024』では、再び「未来の子どもがよろこぶ靴」のデザインをテーマに、新たなアイデアを募集します。参加資格は3歳から15歳まで。キッザニアの体験を通じて、子供たちの創造力がさらに広がることを期待しています。

キッザニアは、このようなユニークな体験を通じて未来を担う子供たちの成長を支援し続けます。次回の開催にもぜひご注目ください。