爆風スランプ、デビュー40周年を迎える
今年2024年、爆風スランプはデビュー40周年を迎え、その特別な日に26年ぶりの新曲「IKIGAI」をリリースすることが決定した。この新曲は、アルバム『よい』およびシングル「週刊東京『少女A』」でメジャーデビューした1984年から数えて、ジャスト40年目にあたる8月25日に配信される。
バンドの歴史と再集結
爆風スランプは、1982年に行われたバンドコンテスト「EastWest」で最優秀グランプリを獲得した「爆風銃」と、優秀グループ賞を受賞した「スーパースランプ」のメンバーから成る4人のバンドとして、結成された。彼らは約2年間のアマチュア活動を経て、1984年にメジャーデビューを果たし、瞬く間に多くのファンの心をつかんだ。
デビューから1年も経たない1985年には、日本武道館でのワンマンライブを成功させ、その後も名曲「Runner」などを発表し続け、30年以上経った今でもその人気は衰えを知りません。特に「Runner」は、全国の高校野球の応援歌としても使用されており、国民的ヒットとしての地位を築いています。
活動を一時休止した1999年以降、メンバーはバラバラに活動していましたが、2024年のデビュー40周年にあたり、久々に現メンバーが集結。新曲「IKIGAI」の発表が注目を集めている。
新曲「IKIGAI」について
ボーカルのサンプラザ中野くんは、「生きがい」という言葉が世界中で使われ始めていることに触れつつ、「日本人もこの大切な言葉を忘れかけていたのではないか」と語り、自分たちの音楽を通じて再認識してもらうことへの期待を寄せています。新曲「IKIGAI」は、シンプルでスタイリッシュなパフォーマンスを特徴としており、30年ぶりに撮影されたミュージックビデオも注目が集まるポイントです。ミュージックビデオのティザー映像も公開されており、ファンは新たな爆風スランプの姿を早速目にすることができます。
ファン必見のツアー
さらに、爆風スランプは40周年を記念して、全国3都市でのツアーを予定しています。「爆風スランプ~IKIGAI~デビュー40周年日中友好LIVE“あなたの”IKIGAIナンデスカ?」と題されたこのツアーでは、名古屋・愛知E.L.L.を皮切りに、兵庫と東京の3か所でパフォーマンスが行われます。
愛知公演は前夜祭として開催され、チケットはスタンディング席や指定席が用意されています。ファンにとっては長い間待ち望んだスランプのライブパフォーマンスを体感する絶好の機会です。彼らの数多くのヒット曲がどのように披露されるのか、今から期待が高まります。
注目されるデザイン
新曲の配信ジャケットは、サザンオールスターズの関口和之氏によって描かれています。デビューシングル「週刊東京『少女A』」のオマージュとなるこのデザインは、40年を経たメンバーの似顔絵が描かれ、当時との比較が楽しめる一品です。
音楽ファンに向けて
爆風スランプの活動再開は、音楽業界内外から注目を集めるニュースです。デビューから40年を迎えた彼らが、新しい音楽の形を届け続ける中で、ファンや新たなリスナーとの交流を深められることを期待しています。今年、爆風スランプの言葉や音楽に触れ、そのすべてから得られるエネルギーを感じたいものです。