アストンマーティンが新たに英国王の紋章を導入
2025年3月27日、イギリスのゲイドンにて、アストンマーティンが英国王チャールズ三世からロイヤルワラントを授与されることが正式に発表されました。これは、アストンマーティンが112年にわたる歴史の中で、初めてブランドの象徴であるウィングバッジに新しい王室紋章を加える重要な瞬間を意味します。
この任命について、アストンマーティン・ラゴンダの最高経営責任者(CEO)であるエイドリアン・ホールマークは、「国王陛下からの任命は当社にとって非常に嬉しく、歴史的な瞬間です。王室との関係をさらに深めるものとして誇ります。」と述べています。
王室御用達認定の意義
ロイヤルワラントは、国王や王室の各メンバーから贈られる特別な称号であり、その認定を受けることは企業にとって非常に名誉なことです。この認定を受けることで、アストンマーティンは自社の製品が英国王室の品質基準に適合していることの証明となります。
アストンマーティンは、イギリスの伝統、デザイン、職人技、技術力を大切にしており、国王の紋章がその証明となることを誇りに思っています。
歴史ある関係
アストンマーティンと王室との繋がりは深く、1954年にエディンバラ公爵フィリップ殿下に3リッターのラゴンダを納車したことに始まります。さらに、1955年にはケント公爵がアストンマーティンからDB2/4を購入し、王室の一員としての関係が樹立されました。
特にチャールズ国王の愛車であるDB6 Volanteは、王室とアストンマーティンの関係を象徴する存在です。国王は1973年からアストンマーティンオーナーズクラブの一員となり、1982年にはプリンス・オブ・ウェールズ認定の自動車製造・修理業としてロイヤルワラントを受けました。
現代の取り組み
2011年には、現在のプリンス・オブ・ウェールズの結婚式でDB6 Volanteが使用され、観客を魅了しました。2020年には、チャールズ国王がウェールズのセント・アサンに新設されたDBX製造工場の開設を祝う式典を行いました。この工場は、ウェールズで約50年ぶりに量産車の製造を再開する重要なプロジェクトです。
最近の事例では、2022年にバーミンガムで行われたコモンウェルスゲームズの開会式で、国王夫妻の入場にDBXが使用され、王室とアストンマーティンの関係が再確認されました。
未来への展望
アストンマーティン・ラゴンダは、過去の栄光を踏まえつつ、次の世代への挑戦を進めています。2030年までに製造施設をネットゼロにするという目標のもと、内燃エンジンの代替システムの開発や、電気自動車のスポーツカー、SUVラインナップの強化に取り組んでいます。
アストンマーティンが持つ卓越したデザインと伝統技術が、新しい時代の王室の紋章と共に輝きを放つ日を楽しみにしたいと思います。
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