岩崎電気が新しい船舶用LED照明を発表
岩崎電気が新しく開発した「レディオック フラッド アヴァン 船舶用 400クラス・250クラス」が、2026年7月末より受注を開始します。この製品は、道路灯や街路灯など、屋外照明器具におけるLED技術と耐久設計を活用し、船舶用に特化した設計がされています。これにより、貨物船やその他の船舶の甲板照明のエネルギー効率を大幅に向上させ、メンテナンスコストも削減することが期待されています。
国際的な環境規制の背景
近年、国際海事機関(IMO)が国際海運における温室効果ガス(GHG)排出削減に向けた新たな規則を強化しており、世界的に船舶の省エネ化が求められています。この流れの中で、従来の水銀灯やメタルハライドランプからLED照明への移行が進んでいます。船舶専用モデルである本製品は、過酷な海洋環境に対応できるように設計されており、長期間の使用にも耐えることができます。これにより、従来の照明と比較して大幅な消費電力の削減が大会され、環境負荷の軽減にも寄与します。
主要特長
「レディオック フラッド アヴァン 船舶用」には、以下の特長があります。
- - 高出力ラインアップ:400クラスは700W相当のナトリウム灯に対応し、全光束71000ルーメン、光軸光度1050000カンデラを提供します。また、250クラスは400W相当のナトリウム灯に対応し、全光束41200ルーメン、光軸光度630000カンデラを実現しています。
- - 耐久性:塩害に強い重耐塩仕様を採用しており、船舶の厳しい運用環境でも安定した性能を発揮します。
- - 防水・防塵性:防じん・防水規格IP66に準じており、粉じんや強力な水流からも内部を保護します。また、船舶専用規格JIS F 8443とノイズ対策規格JIS F 0808に適合しています。
- - 雷対策:耐雷サージ15kV(コモンモード)に対応しており、落雷の多い航路でも安全性を向上させています。
- - 工事の省力化:電源ユニットが内蔵されているため、設置や配線工事が簡素化されています。
- - 照明タイプの選択:各クラスには狭角タイプと広角タイプがラインアップされており、広大な甲板を効率的に照明可能です。
まとめ
岩崎電気は、この新しい船舶用LED照明の提供を通じて、船舶運航における信頼性の向上とコスト削減に寄与するとともに、乗組員の安全で快適な作業環境の実現を目指しています。特に、グローバルな省エネや環境規制への対応が求められる今、持続可能な海運の実現に向けて積極的に取り組んでいく方針です。詳細については、岩崎電気の公式ウェブサイトをご覧ください。