舞台『5月35日』再演!
2025-07-01 13:27:41

竹下景子主演舞台『5月35日』が再演決定!感動的なストーリーに期待が寄せられる

舞台『5月35日』再演決定!



竹下景子が主演する舞台『5月35日』が、再び観客の前でその物語を紡ぐことが決まった。2025年8月13日から8月18日まで、吉祥寺シアターでの上演が予定されており、ファンにとって待望の再演となる。

ストーリーとテーマ



『5月35日』は、北京の民家に暮らす老夫婦の物語である。物語は、2019年に天安門事件から30年が経過した節目の年に、妻が脳腫瘍のため余命3ヶ月と宣告されるところから始まる。夫も癌を病んでおり、二人とも余命がわずかである。

彼らには思い残すことがあった。それは、天安門事件での息子の不可解な死について何もできないまま生きてきたことへの深い悔恨である。人生の終わりを迎える中、二人は過去の苦しみや罪悪感を手放し、息子の死に真正面から向き合うことを決意する。余命が少ない彼らにとって、もはや恐れるものは何もない。

そして、夫婦は一世一代の目標を立てる。それは、息子の命日となる6月4日に、天安門広場で息子を弔うことだ。この小さな検証が、彼らにとってどれほど大きな意味を持つのか、観客はどのように受け止めるのか、期待が膨らむ。

作品の背景



この演作品は、2019年に香港で初演され、その後香港舞台演劇賞で5部門を受賞するなど、非常に高い評価を得た。しかし、2020年には中国の国家安全維持法が施行され、香港の民主的自由が脅かされることとなった。演劇人たちは彼らの置かれた厳しい状況を描きながら、天安門事件を題材にすることで、被害者の遺族たちとの連帯を深めている。

日本では2022年にPカンパニーによって初演され、この作品は小田島雄志翻訳戯曲賞を受賞するなど新たな評価を受けている。

公演詳細



  • - 日程: 2025年8月13日(水)~8月18日(月)
  • - 会場: 吉祥寺シアター(東京都武蔵野市吉祥寺本町)
  • - 出演者: 竹下景子、林次樹、小谷俊輔、松永拓、内田龍磨、山田健太、吉岡健二、千葉綾乃、木村愛子、秋田遥香、池田楓、紙谷宥志、河野芽依
  • - スタッフ: 作:莊梅岩、訳:マギー・チャン/石原燃、演出:松本祐子、音楽:日高哲英、照明:賀澤礼子、音響:藤平美保子

チケット情報



チケットは現在、カンフェティで発売中で、一般は6,600円、シニア割(65歳以上)は5,500円、U25割(25歳以下)は3,300円となっている。未就学児は入場できないため、注意が必要だ。また、カンフェティ限定で前売り料金が1,000円割引となる特典も用意されている。

チケット購入サイト: カンフェティ

まとめ



再演される『5月35日』は、竹下景子が主演することにより再びその深いメッセージを届ける機会となる。感動的なストーリーと、演者たちの熱演がどのように表現されるか、期待が高まる舞台となっている。ぜひ、この機会に観劇をお楽しみください。


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カンフェティ(ロングランプランニング株式会社)
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