学生たちの情熱が結晶!
2024年に実施される第3回「学生プロジェクトデザインコンペティション」の1次審査結果が発表されました。このコンペティションは、業界の専門家たちが審査員として参加し、応募されたプロジェクトをもとに優れたアイデアを選出します。これにより、学生たちが持つ革新的な発想が形になるチャンスを提供しています。
1次審査を通過した6作品
51作品から選ばれた上位6作品は、11月22日に開催される「Japan Home Show & Building Show 2024」の会場内で公開プレゼンテーションを行い、最優秀賞を決定する最終審査へと進みます。以下は、その栄えある上位6作品のリストです。
1.
Enoniwa - 知的障がい者と共にお絵描き友達になれる場のデザイン
- 所属:東京理科大学大学院 代表:北林栞
2.
オダプロジェクト - コンテナ仮設団地における「集いの場」のデザイン
- 所属:九州大学 代表:ダーオールアイシェ二ハン
3.
継承×更新 - 急斜面地密集集落における古民家再生手法
- 所属:工学院大学大学院 代表:久保桜子
4.
建築屋台
- 所属:慶應義塾大学 代表:榎本雄高
5.
団地の中に小さな図書室を作りました
- 所属:名城大学 代表:和田明花
6.
日常の死角に夢を見る
- 所属:工学院大学大学院 代表:中川優奈
また、奨励賞として5作品も選出されており、これらの作品も会場で展示される予定です。
プロジェクトデザインの意義
「プロジェクトデザイン」は、社会に存在する問題を前提にして、それに対する解決策をデザインすることを指します。どの地域で、どのような人を巻き込むことで、どんな成果を達成できるのかを考える過程が重要です。
本コンペティションは、建築業界に新しい風を吹き込み、学生と企業との距離を縮めることを目指しています。新しい「創縁の場」となり、未来のプロジェクトが生まれることを期待しています。
最終審査会と取材のご案内
最終審査会は、11月22日、13:30より「Japan Home Show & Building Show 2024」会場内のステージBで行われます。審査員による公開の審査も予定しており、聴講希望者は公式ホームページから事前登録が必要です。
取材についても受け付けており、具体的な申請方法はイベントの主催者からの情報をご確認ください。
主催
- - 一般社団法人 日本能率協会
- - 一般社団法人 HEAD研究会
このコンペティションを通じて、若き設計者たちの斬新なアイデアや情熱を感じ、社会の未来への一歩を見つめていただければ幸いです。