新しいレイモンド ウェイルの魅力
スイスの高級時計ブランド、レイモンド ウェイルが10月1日に新作『ミレジム 35 センターセコンド』を発売しました。このモデルは、ジュネーブ ウォッチメイキング グランプリ(GPHG)2023で「チャレンジウォッチ部門」を受賞した実績を持ち、その期待が寄せられています。新作のデザインには1930年代のアール・デコ様式からインスパイアを受けつつ、現代のテクノロジーと素材が見事に組み合わさっています。
特徴的なセクターダイアル
『ミレジム 35 センターセコンド』の最大の特長は、セクターダイアルです。時・分・秒を異なるトラックで表示し、仕上げに変化を持たせているため、モダンかつエレガントな印象を与えます。アワートラックが視覚的に浮かび上がる3Dデザインは、見る者を引きつける独自の魅力を放っています。ダイアルの中央部に施された細かな筋目や、各トラックの異なる質感が絶妙に融合し、そのデザインは真にアートの域に達しています。
クラシックな直径35mmケース
この新作は、直径35mmのケースサイズを採用しており、伝統的な小径の時計の魅力を感じさせます。特に、最近のトレンドであるジェンダーレスなサイズ感が、幅広い層から支持されるポイントです。また、5気圧防水と薄型の9.18mmという設計により、日常使いにも適したモデルとなっています。
ヴィンテージ感あふれるボックス型サファイアクリスタル
風防には、サファイアクリスタル製のボックス型デザインが施されており、現代の製品ながらもレトロな雰囲気を醸し出しています。視覚的な魅力だけでなく、耐久性も兼ね備えたこの風防は、ユーザーに安心感を提供するでしょう。
ストラップと快適性
ストラップはカーフレザーとステンレススティールの二種類から選べ、どちらも手触りとデザインに富んでいる点が魅力です。特にカーフレザーは、そのヴィンテージ調の質感が腕に心地いい装着感を与えます。いずれのストラップにもレイモンド ウェイルのイニシャルを象ったデザインが施されており、そのディテールがファッション性を高めています。
積み込まれた技術力
新作モデルには、信頼性の高いセリタ社製の自動巻きムーブメント・Cal.RW4200が搭載されています。このムーブメントは26石を用い、約41時間のパワーリザーブを誇ります。バックケースからは、優雅に動くW字型ローターを見ることもでき、その美しさを楽しむことが可能です。
スペックの概要
このモデルは、カラーオプションにシルバー、デニムブルー、バーガンディーの三色が用意されており、様々なスタイルに合わせて選ぶことができます。価格帯は286,000円(税込)から計45万円前後のモデルが用意され、多様なニーズに応えるラインアップを整えています。
まとめ
『ミレジム 35 センターセコンド』は、レイモンド ウェイルの新たなコレクションの中でも特に注目すべきモデルです。現代の要素を取り入れながらも、過去の美しさを損なわないデザインは、時計愛好者の心をつかむことでしょう。高品質な時計を求めるすべての人に、ぜひ手に取ってもらいたい一品と言えるでしょう。