都心冷蔵倉庫誕生
2023-01-31 14:00:01

都心に設置された新冷蔵倉庫が飲食店支援の新ベースに

都心に誕生した冷蔵倉庫が飲食店を支える



2023年、東京都心に設置された新しい冷蔵倉庫が多くの飲食店にとって利用しやすいサービスを提供しています。銀座や六本木などの飲食店へは、50分という短時間で新鮮な食材を届けることが可能となっています。この冷蔵倉庫は、特に日本酒を中心に多様な食材の保管に特化しており、様々な飲食店のニーズに応えることを目指しています。

先進的な冷蔵倉庫の特徴とは?



設置された冷蔵倉庫には、日本酒の1升瓶を6本一ケースとして、約25ケースを収納できるパレットが約200枚用意されています。このため、効率的な在庫管理が可能で、3℃〜5℃の適温で日本酒やクラフトビール、野菜、チーズなどを保管することができます。利用料金は非常にリーズナブルで、1ケースあたり1日12円、またカゴ台車一台あたり月額1万円の設定となっています。

このような便利な冷蔵倉庫は、サプライヤーから飲食店への配送の拠点として非常に適しており、近隣の羽田空港から航空便での出荷も可能なため、全国からの新鮮な食材をスピーディに提供することが想定されています。

飲食店の変化する需要に応える



昨今の飲食業界は、新型コロナウイルスによる影響で資金繰りの厳しい状況にあります。そんな中、この冷蔵倉庫の活用は、在庫の適正化を可能にし、飲食店にとって大変重要なサポートとなります。この倉庫の近くには、港区、中央区、千代田区、渋谷区、品川区という多くの飲食店が集まるエリアが広がっており、地の利を活かしたサービスが期待されています。

地域経済に貢献する取り組み



このプロジェクトを展開する東運ウェアハウスは、物流不動産事業を手掛けるイーソーコグループの中核企業であり、「シン・物流」をスローガンに掲げています。中小の物流企業が新たな収益源を獲得する手助けをしながら、地域経済全体に貢献する姿勢を持っています。

冷蔵倉庫の運用に加え、同社は試飲会や産地ごとのフェアの企画も検討しており、特色ある保管と小回りの利く物流を強化する方針です。これによって、サプライヤーだけでなく、飲食店、さらには地域の人々に新たな価値を提供し、都市型倉庫・物流業のモデルケースを確立していくことを目指しています。

企業情報



東運ウェアハウスは1972年に設立され、東京都港区に本社を構えています。最新の技術を駆使した倉庫業を中心に、飲食店のニーズに合わせた柔軟な物流ソリューションを提供し続けています。今後も地域の飲食業界を支え、その発展に貢献していくことでしょう。

会社情報

会社名
東運ウェアハウス株式会社
住所
東京都港区海岸3−5−10
電話番号
03-3453-4371

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