企業と学生の本音が交差する！新しい形の説明会について

新たな試み「本音で話さざるを得ない説明会」

就職活動は、多くの学生にとって、人生の大きな転機を迎える重要な時期です。しかし、限られた時間の中で企業と学生が真に相互理解を深めるのは難しいのが現実です。このような背景から、企業側と学生側の正直なコミュニケーションの場を設けるべく、特別な会社説明会が開催されることになりました。その名も「本音で話さざるを得ない説明会」です。

企業と学生の情報の非対称性

就職活動では、企業と学生の間にある情報の非対称性が大きな問題となっています。会社説明会では、参加する学生も企業も、良い印象を持たれたいという思いから時には見栄を張り、建前的な発言をしてしまうことが多いのです。その結果、互いの本音が交わることはあまりありません。こうした状況を打破するために、今回の取り組みが生まれました。

本音でのコミュニケーションがなぜ重要か。それは、企業文化や職場環境、実際の業務内容について理解を深めるためには、本音での対話が不可欠だと考えられるからです。そこで、プロセスを見直し、より正直に語り合える環境を整えることが求められました。

本音を引き出す新しい仕組み

この「本音で話さざるを得ない説明会」では、参加する企業の社員がプライベートな面を含め、自分たちの思いや考えを率直に話す仕組みを設けます。これにより、就活生は自分が聞きたいことを気軽に尋ねることができるようになります。社員が自らの体験や意見を素直に表現することで、学生たちは企業の実際の姿を理解するための貴重な機会を得ることができるのです。さらに、この説明会はただの口頭説明にとどまらず、参加者の反応をリアルタイムでフィードバックし、場の雰囲気を一層活性化する工夫も行われます。

「博FES」としての一環

この説明会は、自社説明会「博FES」の一環として実施されます。開催は2017年4月8日（土）から4月12日（水）までの東京本社にて行われ、特別プログラムとして位置づけられています。参加を希望される方は、博報堂／博報堂DYメディアパートナーズの新卒採用MyPageから応募が可能です。なお、参加者は抽選制となりますので、早めに申し込みをすべきです。

「博FES」は、企業が掲げる「未来を発明する会社」というビジョンに基づき、広告だけでなく、あらゆるサービスやプロダクトを生み出すための場でもあります。こうした取り組みを通じて、学生たちが企業のリアルな姿を感じ取り、自らの視野を広げていくことが期待されています。