量子コンピューティングEXPO秋におけるQaptiva 800の展示情報

量子コンピューティングEXPO秋でのQaptiva 800展示

2025年10月8日から10日まで、幕張メッセで開催される「第6回量子コンピューティングEXPO秋」に、株式会社インテリジェントウェイブ（IWI）が出展します。このイベントは、日本国内で唯一の量子コンピューター専門展であり、最新の量子技術が一堂に会する貴重な機会です。

イベントの概要

「第6回量子コンピューティングEXPO秋」は、主催がRX Japan株式会社で、開催期間は3日間。毎日10:00から17:00まで行われ、IWIは小間番号37-18でブースを設営します。公式サイトのリンクも是非ご覧ください。

公式サイト

Qaptiva 800とは？

IWIが展示する「Qaptiva 800」は、最大41論理量子ビットを持つ量子シミュレーターです。このシミュレーターは、実機に近い環境でエミュレーションを行うことができ、主要な量子プロセッサ（QPU）のモデリングを可能にします。

この製品の特長として、ハードウェアのトポロジーや演算精度を柔軟に設定できるため、ゲート方式とアニーリング方式の両方の実行環境に対応しています。また、ノイズの制御が精密に行えるため、NISQ（ノイズの影響を受けやすい中規模量子計算）やFTQC（量子エラー訂正技術による高精度計算）に必要な研究も実施できます。

さらに、Qaptiva 800は各種量子コンピュータや開発ツールと連携可能で、量子回路の設計から実行、検証までを効率的に進めることができます。この点において、量子技術の発展に寄与する重要なツールとなるでしょう。

IWIの公式サイトでも、Qaptiva 800の詳細情報を確認できます。

Qaptiva 800の製品ページ

IWIについて

株式会社インテリジェントウェイブ（IWI）は、1984年に設立されて以来、高速で安全な決済システムの開発を通じて、キャッシュレス社会の実現に向けて尽力してきました。具体的には、24時間365日止まらない決済システムや、カードの不正利用を防ぐシステムを提供しています。さらに、決済および金融領域で培った技術を基に、情報セキュリティや放送業界でも活動を展開しています。最近では、AIを利用した先端技術の導入にも取り組んでいます。

IWIの企業理念は、「IT基盤を提供し、社会の仕組みを支えること」であり、そのミッションのもと、全ての業界と社会が直面している課題の解決に挑戦しています。