法務データ基盤システム「GVA manage」が過去依頼を簡単に呼び出せる新機能を導入

GVA TECH株式会社は、2023年10月、新たに法務データ基盤システム「GVA manage」の依頼フォームに過去の案件情報を呼び出す機能を追加したと発表しました。この機能により、依頼者は効率的に過去の依頼内容をコピーすることができ、業務の効率が大幅に向上します。

これまで、事業部が法務部門に案件を依頼する際には、毎回情報を一から入力する必要があり、手間がかかっていました。しかし、新機能を利用することで、依頼者は依頼フォームの右上にある「過去の案件情報をコピー」をクリックするだけで、過去に提出した複数の案件を簡単に呼び起こせるようになります。さらに、企業名や案件番号などのキーワードを入力することで、必要な案件に絞り込むことが可能です。

この機能の導入は、特に依頼業務に慣れていない事業部のメンバーにとって、依頼内容の質を向上させる助けとなります。このことで法務部門が受け取る情報のばらつきも減少し、結果として法務業務の効率化につながると期待されます。加えて、過去の依頼内容を手軽にコピーできることで、依頼者は時間を大幅に節約し、工数削減にも寄与することができます。

なお、この新機能を利用するには、依頼者アカウントが必要です。今後もGVA TECHは、ユーザーからのフィードバックを基にした製品開発を継続し、企業法務担当者のニーズに応えた機能を提供していく方針です。

「GVA manage」は、生成AIを用いた法務データの構造化を支援し、契約書のバージョン管理やコメント、参考資料の整備を自動で行えるシステムです。法務案件の受付段階からデータ整備を進めることで、別途の作業が不要になり、効率化が実現します。

GVA TECH株式会社は2017年に設立され、リーガルテックサービスの開発・提供を行う企業です。拠点は東京都渋谷区にあり、代表取締役は山本俊氏が務めています。GVA TECHは企業法務の効率化を目指し、今後も革新的な機能を追加し続けていく考えです。詳細情報は公式サイト（https://gvamanage.com/）やGVA TECHのホームページ（https://gvatech.co.jp/）で確認できます。