子ども服ブランド「ブランシェス」、KARTEシリーズで顧客体験向上
子ども服のブランド、ブランシェス株式会社(大阪府吹田市)は、株式会社プレイド(東京都中央区)の提供するCXプラットフォーム「KARTE」シリーズを導入し、より深い顧客理解とコミュニケーションの改善を図ることに決定しました。これにより、1st Party Customer Dataを活用する基盤が整備され、経営アジェンダに落とし込む環境が整いました。
ブランシェスは「Hug Little Senses~想い出とともに歩む服~」を基に高い品質基準でキッズファッションを展開しており、ユニセックスラインやお揃いアイテムのバリエーションも豊富です。これまでブランシェスは、さまざまなツールを用いてオンラインショップやメルマガ配信などの施策を実施してきましたが、オンラインとオフラインの顧客接点の統合に課題を抱えていました。
これに対し、KARTEシリーズを導入することで、特に顧客の行動データをリアルタイムで可視化し、柔軟に活用する環境が整います。ブランシェスの狙いは、顧客一人ひとりに合わせたコミュニケーション施策の精度を向上させること。加えて、新規出店戦略や商品企画にもこのデータを活用し、より効率的なビジネス機会の創出を目指しています。
例えば、オンラインショップと店舗に共通する顧客の行動を分析し、地域ごとの特徴を把握することで出店戦略を最適化する手法が考えられています。このように、顧客データを多面的に解析することにより、より的確な意思決定が行えるようになります。
ブランシェスはKARTEをCRM基盤および顧客コミュニケーション基盤として採用し、「KARTE Web」や「KARTE for App」、さらには「KARTE Message」といった機能を活用。これにより、ウェブ接客やマルチチャネルのパーソナライズ配信が飛躍的に向上しました。特にシームレスなデータ統合を実現する「KARTE Datahub」が、様々なデータの統合と利用を可能にします。
ブランシェスの満留優貴氏は、KARTEを導入する前は顧客行動の分析に時間がかかり、問題の解決が遅れていたことを述べています。しかし、KARTEを導入後は、ウェブ接客や施策の実施が迅速になり、顧客の登録率が2倍にも達するなど、早速成果が出ています。
子ども服という特性上、年齢や親のニーズに応じた接客が求められるため、よりパーソナライズされた体験を提供することが目標です。KARTEを活用して、顧客にとって買い物しやすいサイトを成長させることを目指しています。
KARTEの概要
KARTEは、ウェブサイトやアプリでの顧客行動をリアルタイムで解析し、それぞれのお客様に最適なコミュニケーションを実現するCXプラットフォームです。2015年にサービスを開始以来、高い拡張性を持ち、様々なマーケティングニーズに対応できる点が強みです。KARTEを利用することで、圧倒的な顧客理解を可能にし、体験価値の向上を実現してきました。詳しくは
公式サイトをチェックしてください。